葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

カートリッジとシェル

2009-10-09 11:50:39 | Weblog
SUMIKO / PEARLのリードシェルをオーダーしたので、SHUREのME97HEとV15のシェルを換えてみました♪

V15type3ゎWE製リードをDENONのシェルに移植、ME97HEゎPEARLに付いていたSUMIKO純正リード線を使用しました☆

どっちを先にレビューしようかな・・・

じゃあ、まずSHURE ME97HEからで。

こんな感じです。
上記仕様にして改めて試聴したんですけど、だいぶ良くなりました☆
恐らくリード線かと。
劣化したリード線が付いてたんで音がイマイチ抜けないし、何だかハイミッドの硬さが有ったんですけど今は無いです。
ヌケが改善され解像度も増しました♪
それでロック系に合う針なんで色々と聞いてみました。
しかしジャズもOKなくらいになっててビックリです。
効き比べた盤はTHRASH METALの名盤、
DARK ANGEL「LEAVE SCARS」

です。
CDのリマスタ盤は正直リフが聞き取れない所が多く、耳コピが大変で >_____<、
アナログの方が音が良いのは知ってましたが、今回は驚きでした。
まずこのアルバム、音が悪すぎです。
そんな中でもSHURE ME97HE + SUMIKO シェルリード + GRACE シェルの組み合わせで、適正針圧1gで聞いてみたら、、、
とにかくど頭の曲「THE DEATH OF INNOCENCE」のリフが切れも有って聞き取りやすくなりました!
針圧を上げると低域というか、音が太くなりパワーも出ますが、リフの切れが不透明になってしまいました。
他の曲もCDのリマスターで聞くよりも個々の音が明確に聞こえる感じになったと思います。
SHURE V 15 type3 + WE シェルリード + DENON シェルで、適正針圧1gだと若干ハイがキツく、騒がしく見通しが悪くなってしまって聞き難かったです。
他の盤でも聞いてみました☆

写真のアルバムを聞いてみた所、今までで1番分離が良く、何よりも今まで聞こえ難かった音がバランス良く再生されてた事に驚きでした ^___^
「こんな音だっけ???」    まさにそんな感じでした。
LOUDNESSに関してはこんなに音が分離してたんだって驚いちゃいました ^^;
ANTHRAXも割とクランチな歪みだけれども、音感に乏しい葛葉の様な人でもリフが細かく聞こえる感じになりました。

カートリッジの音の違いをブログで書いてる人ってJAZZやCLASSICが殆どで、PROGREやROCKも少しはいますけど、METALやHARDCOREで書いてる人って居ない様な気がします >___<
なのでやってみました ;
意外にもROCK向けと書かれている事が多いSHURE ME97HEですが、SUMIKOのシェルリードとの組み合わせはTHRASHやDEATH系の刻み系では結構威力を発揮する様に思いました。
写真以外ではBIRDFLESHというグラインドの1stも聞いてみましたが、今までで1番良い「鳴り」をしてました。
AUTOPSYでもベースがデカイのは承知の方多いと思いますが、なかなか良い感じにまとまって聞けました♪
好みやシステムでも変わるので明確な感想とまでは行かないかもしれないですけど、あまりにも良くなったので寝ないで6時間くらい色々聞き比べちゃいました ^^;

次にSHURE V 15 type3で。
まず今回シェルの入れ替えと言う事で、シェルの大きさ(長さ)が違うんですよね。
以前たまたま調べてた際に知った「オーバーハング」の事を知っていたので、問題なくセット出来ました☆
オーバーハングってのは、そのまんまです。
オーバーしてハングしてる事です。
アームやシェルの長さは全て同じではないので、本来理想的な位置に来ていて欲しいカートリッジの針先が、ベストな位置よりも先に来ている事から言われてるのだと思います。
簡単に言うと、レコードの溝に対しカートリッジの針が水平にならないといけないので、その調整のことを言います。
左右に掘られている音溝が常に同時に再生されないといけないんですが、カートリッジが水平でないと左右の音の若干の時差が生まれてしまうからです。
聞いてて誤差を感じるまでの耳は有りませんが、良い環境で聞きたいので調整してます。
大げさですがこんな感じのイメージですよ ^^;

これををチェックするオーディオアクセサリーが色々出てますがどれも高いです。
なので必殺のDIYです。
ま~たいした事しませんが ^^;
まず要らないLPの中心にまっすぐ1本カッターで切り込みを入れます。
正確にまっ二つになる位の位置に切り込みを入れた盤をターンテーブルに乗せ、針先がその切り込みにぴったり合う様にシェルに付いているカートリッジの角度を調整します。

盤の外側でも内側でも同じ様にぴったりに合う様になればOKです☆
調整する際は針を落としたまま盤を回転させちゃわない様に気をつけてくださいね!
せっかくの針が折れちゃいますから。
これでオーバーハング調整完了です。

なんでオーバーハングが生まれるかというと、ターンテーブルのアームにも長さが有り、プロ機や高級機に採用されているロングアームや低価格帯にあるショートアーム等、長さが色々有ります。
その為シェルにも長さが有り、ぴったり合う物も有れば調整が必要な物も出てきます。
調整が必要な場合が出て来たらオーバーハング調整を行い、カートリッジが音溝を正確にピックアップ出来る様にします。

アナログって調整が大変なんですよ~☆
超楽しいです♪

それで今回DENONのシェルに乗せ換えてオーバーハング調整も完了し、適正針圧1gでJAZZを聞いてみました♪
前のシェルよりも音が纏まって綺麗に再生されている気がします。
行き過ぎたHIも無く、全てがちょうど良い感じで。
とにかく数年前の環境とは全く別世界のアナログサウンドになってきました ^____^
音環境が変わると聴覚が発達します!!!!
最近特にそれを思います。
情報量が増えたんでしょうね。
ギターの音作りも変わってきましたし ^^;

そうそう!
今回のチェックは「ランニング」が完了したであろう時間からの試聴をしました。
もちろん「エイジング」も完了した状態です。
このキーワードはまたの機会で~。。。



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