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『 温習会 』
今年も温習会がやってきました。
春の「都をどり」よりフォーマルな会なのでやはり緊張します。
まずは観光のお客様がいないし、お客様は全員、必ずお茶屋さん
絡みか、芸舞妓さん絡みで言わばお客様の「プロ」どす。
上演される演目も多く、上演時間は約2時間半から3時間と長ごおす。
6日間あって3のパターン。
それぞれ、出演者と演目が異なります。
今日はその中から『露の蝶』をご紹介。
舞は小富美さん姐さんが舞わはりました。
背景はとあるお茶屋の座敷。
衣装は芸妓。
『待ってました!』と大向こうがかかる中静かに舞が始まります。
「世の中は何か常なる明日香川昨日の淵ぞ今日の瀬となる(古今集)」
人の心の移ろいやすさを重ねて、恋人の心変わりを嘆く女性の切ない
心を詠います。(歌詞は私のブログの左端の「京舞」をご参照下さい。)
幕末に大流行したそうで、京阪の芸妓達が好んでお座敷で弾いたり
舞ったりしはったそうどす。
しっぽりと優艶な舞姿が素敵どした
今年は温習会も終盤です。
来年、是非とも見に来ておくれやす。
一つづつ行事を終えて秋は深まって行くのどすね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bz/maple.gif)
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