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お誘い頂き『大江能楽堂』へ行って参りました。
私は初めて寄せて頂くのですがこの『逸青会』と言うのは
舞踊と狂言の融合を通して日本の芸能の可能性を模索した会。
らしおす。
出し物は3つ。
一、舞踊 連獅子
二、狂言 水掛聟(みずかけむこ)
三、祟徳院
一、 ご存じ連獅子を今、旬の尾上菊之丞さんと尾上京さんが舞って
くれはりました。お能の舞台を上手に使った迫力ある連獅子どした。
二、 日照りの田んぼは当然水不足。隣同士に田んぼをを構える
舅と聟の水取り合戦。そこに女房も加わりの大騒動!
父と夫が喧々諤々・・・。それぞれが女に手助けしろと迫ります。
一瞬、私は女性の立場としてどうしようか考えましたが。
この女性はあっさり夫の手助けをして父親を負かしてしまいました。
それぞれの、やり合う様があまりにも面白く狂言を見て
こんなに大笑いをしたのは初めてでしたが、終わった後、
ふと、この話はこれで良かったのかと考えてしまいました(笑)
三、 落語を題材に菊の丞さん、逸平さんが二人で何役も演じます。
お医者様でも有馬の湯でも洽せぬものは『恋煩い』。
病にかかった若旦那の恋のお相手を探すのに手がかりはたった
一つ。『祟徳院』の詠んだ一首の歌・・・。
逸平さんと菊の丞さんが何役も演じ分ける面白く見事な舞台でした。
今回、狂言と言うのもを初めて心から楽しませて頂きました。
本当に面白い会で贅沢な会で堪能致しました。
これから、ちょっとリサーチしてちょいちょい狂言を見に行こうかな~
と、考える素敵な一日になりました。
今日もお友達に感謝どす。
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