どや、これが虎の底力や!
ジャイアンツ戦第2ラウンドはドロー。
勝てなかったが、チーム一丸となって守り抜き、
歴史に残る一戦を演じた。
巨人の強力打線相手に22イニング無失点。
今季初のカード勝ち越しがかかる今日の第3ラウンドでも、
鉄壁の虎が立ちはだかる。
意地と意地がぶつかり合った。
4時間を超えた伝統の一戦は、歴史的な引き分け。
1936年(昭11)9月から通算841戦目。
甲子園でのTG戦で0-0は史上初。
もちろん阪神ひと筋29年目の監督にとっても、初めての経験。
打てなかったことを嘆くより、ひたすら前を
スタンリッジも良かった、リリーフ陣もよくしのいだ。
昨日、今日と1点も取られていない。
果敢に「白星」をもぎ取りにいった。
スタンリッジが7回まで粘る、
8回はセットアッパーの36歳福原、
9回は32歳の新ストッパー久保を惜しげもなく投入。
10回からは35歳安藤に託し、
最後は34歳の加藤。
打撃好調だった巨人を21イニング無得点に料理して、
福原は「僕たちがゼロに抑えれば負けることはないので」と胸を張った。
勝利には結びつかなかったが、
積極的な継投に30代のベテラン救援陣は奮投。
前夜完封勝利した能見からの「0行進」を誰もが引き継いだ。
点を与えなければ負けない鉄壁の虎であれば、
ズルズルと後退していった昨年の二の舞いはないはず。
開幕から10試合を借金1で終えた。
防御率はリーグトップに躍り出たが、
打線はこれで4試合目の無得点試合。
投高打低のまま、
今日11日には再び分厚い「5割」の壁に挑む。
今シーズンを占う大一番だぁ~!!!
ジャイアンツだけには負けたくない!!!
虎キチオヤジ