【藤浪一問一答】
西岡と爆笑お立ち台「必死のパッチ」
「僕は見習わない方がいい」
「阪神4‐0DeNA」(14日、甲子園)
大勢の報道陣に囲まれてのお立ち台。
大阪桐蔭の先輩、西岡とともに大歓声を受けて。
‐初勝利の気持ちは。
「素直にうれしい、本拠地の甲子園で初勝利を挙げることができてうれしいです」
‐ウイニングボールの重みは。
「すごいうれしいですし、すごい重みがある1球だと思います」
‐春夏連覇した甲子園で初勝利を挙げた。
「すごく投げやすいですし、タイガースファンが応援してくれている中で投げさせてもらえました。
調子自体は良くなかったけど、悪いなりにしっかりまとめることができたと思います」
‐自らセーフティスクイズも。
「たまたまいいところにいってくれて良かったです」
‐隣には大阪桐蔭の先輩、西岡選手がいるが。
「頼もしい先輩です。助けて下さってすごくありがたいです」
五回に藤浪の犠打後に適時打を放った、
大阪桐蔭の先輩・西岡。
藤浪に続いてマイクを向けられると…。
‐西岡さん、先輩として後輩のピッチングは。
西岡「昨日は(先発の岩田と自分の失策があり)
大阪桐蔭で試合をつぶしてしまいスミマセンでした。
今日は(藤浪と)大阪桐蔭コンビで頑張れたので良かったと思います」
‐セカンドから見て、後輩のピッチングはどんなだったですか。
「大きく見えました。長い野球人生の第一歩。名を刻んでいく投手なんで、頼もしいです」
‐普段はどんな後輩ですか。
「くそまじめですわ。大阪桐蔭はやんちゃというか…(藤浪は)非常に頭が良くて、僕より大人ですね」
‐その“僕”の見習うところは。
「見た通り、見習わない方がいいです。
晋太郎の野球人生の一歩。本当におめでとうと言いたい」
再びマイクは藤浪へ。
‐4万5000人の観衆が応援した。
「声援は耳に届いていましたし、自分の投球の力となったので、
これからも必死のパッチで頑張るので、よろしくお願いします」
‐西岡さん、藤浪投手のピッチングの点数は。
「点数付けられないでしょう。
100点なんで、勝っているし。
その前に、その言葉をパクるのかと(笑い)。
打ち合わせもしてないですから。びっくりしました」
‐インタビューの点数は。
「20点ぐらいじゃないですか(笑)。
今日は晋太郎にとって最高の日なので、僕だけ先に失礼します。ありがとうございました」
西岡はそう言い残すと、自らお立ち台から降りてベンチ裏へ下がった。
‐西岡選手がお立ち台からいなくなってしまったが、
チームを代表して藤浪選手に16日からの巨人戦への意気込みを。
「首位で強い巨人なんで、チーム全体で今年1年優勝争いできるように、
1試合1試合勝ちに貢献できるように頑張っていきたいです」
‐最後に個人の目標を。
「具体的な数字はないですけど、
1試合、1試合、任せてもらった試合をチームの勝ちに貢献できるように頑張っていきたいと思います」
なんとも頼もしい若トラの誕生です。
素直にうれしい・・虎キチオヤジ