京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

■『都をどり』其の三

2007-04-10 23:49:08 | 祇をん

《都をどり・非番の日》

都をどり は4月中休み無しの30日間、一日4回公演、延べ120回もの連続公演です。

人によって違いがありますが、「豆福」さんの場合、30日間の内非番の日は、4日だけ、

その貴重な日が4月10日、今日なのです。

この、貴重な日に「豆福」さんと、お母さんと一緒に付き合って大阪まで出かけました。

向った先は大阪上本町の近鉄百貨店美術画廊です。

ここで、「荒木義太郎 展 」が開かれており、画家の「荒木義太郎」さんに挨拶するためと

作品をみるためにです。と言うよりも、荒木先生から、招待されたと言うことです。

荒木先生は「豆福」さんの舞妓の店だしの頃から絵を描き始めてかなりの枚数を描かれ

その内の20点あまりを、今回個展として開催されています。

【4月5日~11日まで、近鉄上本町店6階美術画廊にて】

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荒木先生と
記念撮影
する豆福
さん

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絵の中の自分
と再会

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京都から大阪までの行き帰りのタクシーの中でお聞きした

《都をどり・白足袋悲話》

【「豆福」さんは都をどり延べ100回出演するのですが、毎回必ず白足袋は履き変える

のだそうです。足袋は白さが命だそうです。1日4回履き替えそれを毎夜手洗いでお母さ

んが洗うんだそうです。なかなか汚れが落ちなくて、たわしでゴシゴシ洗っても落ちなくて

肩が抜けそうになるとか、それも、宴会が引けてからですから、夜中の1時2時…。

予備は50足ぐらいあるのですが、又これが高い。一足4,5千円もするのだそうです。】