《祇園祭・京都最大のイベント》
水無月に入りました。いよいよ『祇園祭』のテーマが始まります。
『祇園祭』は京都三大祭のひとつですが、私は京都最大のイベント『祇園祭』が一番
好きです。町衆のお祭り。
京都が大好きな私にとって、街全体が美術館になる『祇園祭』が特に好きです。
『京都の歳時記』の四季折々のテーマのなかでも夏の『祇園祭』はわたしが一番
紹介したいテーマです。
『祇園祭』といえば7月17日の山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)が有名ですが、お祭りは
巡行がクライマックスではありますが、実は7月31日まで続き、始まりは7月1日からで、
7月一ヶ月続くお祭りなんです。
『祇園祭』は天禄元年(970年)から毎年営まれたといいますから、1000年以上も続いて
いるんです。室町時代の応仁の乱前には58基の山鉾が参加していたとの記録がある
と言うことですが、京の都は幾たびかのの大火を経験し現在の山鉾は32基です。
『祇園祭』は八坂神社の祭礼ですが、山鉾を長年にわたって守り続けた鉾町の町衆
のお祭りなんです。
巡行に参加する山鉾は大きく「鉾」と「山」に分けられ山は「曳山(ひきやま)」と
「舁山(かきやま)」に分けられる。
これから、32基の山鉾を順に紹介したいと思います。
なを、『祇園祭』を紹介するにあたってすばらしい本が今年出版されました。
[京都祇園祭手帳 河原書店 定価1200円]です。これを参考にして紹介したい
と思います。詳しいことを知りたい方はご購入ください。