京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

■『祇園祭』プロローグ♪

2007-06-04 21:40:52 | 祇園祭

《祇園祭・京都最大のイベント》

水無月に入りました。いよいよ『祇園祭』のテーマが始まります。

『祇園祭』は京都三大祭のひとつですが、私は京都最大のイベント『祇園祭』が一番

好きです。町衆のお祭り。

京都が大好きな私にとって、街全体が美術館になる『祇園祭』が特に好きです。

『京都の歳時記』の四季折々のテーマのなかでも夏の『祇園祭』はわたしが一番

紹介したいテーマです。

Img_0001_19

Img_0002_18

『祇園祭』といえば7月17日の山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)が有名ですが、お祭りは

巡行がクライマックスではありますが、実は7月31日まで続き、始まりは7月1日からで、

7月一ヶ月続くお祭りなんです。

『祇園祭』は天禄元年(970年)から毎年営まれたといいますから、1000年以上も続いて

いるんです。室町時代の応仁の乱前には58基の山鉾が参加していたとの記録がある

と言うことですが、京の都は幾たびかのの大火を経験し現在の山鉾は32基です。

Img_0004_13

Img_0009_3

Img_0011_3

Img_0012_1

『祇園祭』は八坂神社の祭礼ですが、山鉾を長年にわたって守り続けた鉾町の町衆

のお祭りなんです。

巡行に参加する山鉾は大きく「鉾」と「山」に分けられ山は「曳山(ひきやま)」と

「舁山(かきやま)」に分けられる。

Img_0007_6

Img_0008_7

これから、32基の山鉾を順に紹介したいと思います。

なを、『祇園祭』を紹介するにあたってすばらしい本が今年出版されました。

[京都祇園祭手帳 河原書店 定価1200円]です。これを参考にして紹介したい

と思います。詳しいことを知りたい方はご購入ください。

Img_0003_12