彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

定例びれっじゃー

2020年06月30日 | Weblog

 「びれっじゃー(Villager)通信」。

年4回の定例議会後に出している報告紙です。今回は6/19でした。

以前は「ご報告します」でしたが、ある方に「そのまんまだね」と言われ、

傷ついたのでした(笑) それから一年ぐらい経つでしょうか。

もう止めようと思いながらも、めでたく今回50号になりました。

20枚ぐらいだったり、気分で150枚だったりを自分が配ります。

この数の格差。チョー気まぐれ適当な配布です。

普通は60~90枚ぐらいでしょうか。色々あり絞って減らしてます。

 今回は配っていて、三人の方と立ち話になって、合計で1時間半ぐらい。

めったにないです。だれとも合わない時が多いものです。

「国の借金返さなくていいと書いてんの中上さんだっけか?」

「あ、書いてますねぇ。」

「そんな事あるのか~? ハイパーインフレになるべ。」

そんな会話となり、この方と4、50分の議論。

 ある経済評論家が例えばなしでいいます。

地球が平らだと思われていた頃、

「丸い」と言ったピタゴラスの時代は、信仰のようなものだったと言います。

200年後アリストテレスが、丸いという根拠をしっかりと示したそうです。

 よく考えると、大きな枠組みでのお金の仕組みの実態と言うのを、

しっかりと証明できる人と言うのは、多くはないような気がします。

信仰のように「丸い」と思っている人の方が多いからなのでしょうか。

自分のレベルも、どっちの説を信用するかレベルですが。

(この撮影あとにブログ書きました)ガスがかかり残念


 今回の定例会(6/19)の質問の一つに、

村の給付となる持続化給付金の上乗せを提案しました。

事業収入50%減の国の政策から漏れた人で、村で給付する20%以上減の人です。

そもそも50%減はハードル高すぎです。

それを臨時交付金を使って、村で20%~49%減の方をカバーします。

村では10%減でいいのではないかとも、質問で言いました。

村でカバーする額は、法人30万。個人20万。

国は、法人200万。個人100万です。

30万、20万ではなくその倍額ではどうか? 2次補正での上乗せを提案しました。

(どのミチ、自治体でカバーするのに、国でもっと低くして良かったんだろうが。ケチってしまって、かえって自治体の労力を増やしている。そうすれば国一本で済むものを。)

これは経済対策です。絶対に循環するはずです。

他の議員の質問で「給食費無償化」は今後も続けるべきというのには

即答で「続ける」と、用意していたような答弁しました。

財源はふるさと納税だといいます。

交付金活用ではなく財源の目処のあるもの、余裕でできる事業です。

子どもの少ない村では、経済対策というより福祉的な意味で、

むしろもっと早くやるべきだったのではないでしょうか。

 今、緊急事態です。早急な措置が必要な状況です。

持続化給付金は一次的な臨時の交付金です。今しかチャンスがありません。

今後、2次補正の交付金が確実に1次より多く配布されます。

しかも、フリーランスの範囲も広がり、漁業や農業でアルバイトを

やりながらの兼業の方にも可能性が出てきました。

経済効果バツグンだと思うのですが、乗り気でありませんでした。

どのような答弁だったかはよく覚えていませんが、いい返事ではなかったと記憶してます。


 また、議員・公務員除きで、定額給付金を配るべきだとの質問も

他の議員からありました。(自分も賛成です)

そういう直的なものがもっとなければワクチンになりません。

普代が一気に明るい雰囲気になると思うのです。

今はカネが有力な「ワクチン」です。

こうゆう質問に即答して、予想外のサプライズで

村を明るくしてもらいたかったなぁ。残念。


 5月19日の臨時会直後、ある漁師さんの作業場に行って見ました。

持続化給付金の情報を知らせようしました。

数件に言えば伝わっていくだろうという思いもあります。

「フリーランス」と言っても、こんな都会的な単語は

漁師さんとかは、「そんなのかんけーねぇ」と思うのでは?

運よく、ちょうどその作業場に周辺の5、6人が集まっていました。

一軒ずつ歩こうと思っていたのでラッキーです。

制度の内容や、役場に問い合わせてみる必要性を説明しました。

 先日(6/27)そのうちの一人の漁師さんが、

「グランドホテルに行って手続きしてきた」とウキウキとして

教えてくれました。

非常に親切に説明してくれたことや、

簡単すぎて、拍子抜けしたと非常に喜んで話していました。 


 昨日(6/29)、給与所得と兼業の漁師さんに電話しました。

5月にも電話していて、該当しない可能性があった人でした。

可能性が出たので、確認してみた方がいいと伝えました。

「え~? ほんとっすかー?」と、まったく知りませんでした。

 まめな告知が必要です。

村の景気対策になることです。

役場のためにもなることです。ワクチンが循環します。

村人を救うことになるかも知れません。

増額しないのであれば、せめて漏れがないように手配したいもの。

この小さな村、電話作戦でもいいと思います。

中心となる人に言えば、すぐ拡散できるのではないか。


そういえば、どこかの町議会で10万円の給付金だったと思うが、

高齢者宅に議員が配って歩いたというのを思い出した。

議員がやれることは、議会が動いてもいいと思います。

前向きな議会は違うな。


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