彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

無利子でも借金は借金

2020年05月27日 | Weblog

 零細企業には、この自粛状況で新たな借金はあまり考えられない。

事業者にとって借金は借金です。

すでに倒産するところもあります。

資本金1000万以上で800件とかニュースで言っていましたが、地方では1000万以下がほとんど。

そこまで入れれば、その倍以上では済まないだろうと個人的には思います。

 藤井さんの動画で、「今回失われたGDP(国民総生産)約40兆円は、政府が財政支出を数年続けない限り失われたままの規模で経済循環が進む。」と言っていましたが、以下の西田議員の委員会発言と一致します。

政府の国債発行は借金であって、借金でない。

強いて言えば「人を苦しめない借金」です。

それによって国民は救われる。

西田議員が委員会で言っているのはそいう事でもあります。

国民にだけ厳しく「国民の借金は一人900万」と脅しを入れるのは間違っている。

 

 ◆参議院議員  自民党 西田昌司議員<金融財政委員会>発言

「このコロナ禍の自粛期間で失われた売り上げは二度と戻りません。」

「緊急融資が行われても、この期間の売上は戻らない。赤字は溜まったままです。」

「5年後融資の返済が始まれば、結局は倒産してしまうという事になりかねないのです。」

「コロナ禍での赤字分の債務を補てんし免除することで、雇用も守られ税収も確保できるんです。」

「免責を決めてあげて、事業の継続をできる仕組みを作ってあげる方がいいんです。」

 

 (麻生財務大臣がいないので)藤川財務副大臣回答

「無利子、無担保の措置を講じている。返済免除については補助金や助成金と異なり、ご返済頂くという事は我々が一貫して申し上げていることです。返済免除を行う事には慎重な判断を行う。」

 

西田「そりゃあ、財務省が書いてきた答弁書を読んでいるだけなんですね。そんなこたぁ解ってることなんです。」

「今言ってるのは、売上もない状態で仕事を続けなければならないんですよ。保証もないのに。

先行きのある話をしてあげるほうがよっぽどいい。今普通じゃないんです。」

「すでに出している国債を回収しなければいいだけ。自国債はいくら出しても破綻しないんだから。」


 自民党にも、安藤議員をはじめこのように国民、国家のために真剣に取り組む人もいるんですね。

今度のコロナで思うんですが、経済循環は商売をやっている国民で回っているのですが、

ひとたび循環が滞れば、商売人はアップアップ状態になるという事を実感として経験しています。

この循環の輪に入っていない人たちには(公務員・国会議員等)、悪い意味ではなくピンときていないと感じています。

国会議員の中には、それを実感として知っている人はごく少数。

多くの議員は分からないだろうと、安藤議員は言っていました。

「周りの議員を見ていて金銭感覚が違う」ということです。

そういう人たちが、まっとうな経済対策を打てるのかということを考えれば、確かに不安です。

財政支出を抑えること、節約が経済対策というのは、ママさん家計簿レベル対策と言われても仕方ない。

それを理解できない国会議員がほとんどらしいということであります。


 経済循環の輪の中にいないから無理だとも思わない。

現場の話を聞けば、実感として分からなくても非常時であることはわかるはずです。

あとは、「何とかしてやりたい」という気持ちがあるかないかだけです。

「公僕として」という言葉をコメントで頂きましたが、そういうことではないでしょうか。

(金に)困っていない人じゃないと、(金で)困っている人を助けることはできません。

実際自分でも市の支援金の手続き対応や、自治体の臨時交付金の経済対策をみて、いろいろと感じるところがございます。

 

 


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