普代村の議会構成後初の議会が行われました。
松川るいとは全く関連がありません。
ありませんが、我々のような地方の田舎の隅っこの議員でも、
観光めいた写真やスイーツ等の写真は絶対にブログ等には載せない。
あそび感覚バレバレになります。
なぜなら、「研修に行く」ということ事態が、すでに住民に疑われていることを知っているので、
さらにそれを裏付けるようなことは、疑いを確信に変えるだけです。
それを、国会議員が、しかも経歴も立派で賢い人が、
こんなレベルのことをやらかしたことが信じられません。
国民の苦しい生活感とは次元が違いすぎるとしか言いようがなく・・・・。
しかし、研修旅行そのものは、半分以上は観光です。気分は観光旅行です。
国会議員も同じだなと言う気にしかなりません。
それをさらけだすという感覚は理解しがたい。 だから次元が違うのでしょうが。
これでは、苦しい国民の事は別世界と思っているのだろうと思うのです。
結果、叩かれていますが、当然の帰結です。
この研修旅行とやらは、地方議員も見直した方がいいように思います。
本当に行政運営や地域のために研修するのであれば、もっとやりようはいくらでもあると思うのですが。
臨時議会は補正予算に関する議案です。
大きな案件は、「太田名部漁港衛生管理型荷さばき所建設工事」です。
10億6千万で落札し、それが議決となりました。
工期は1年2か月です。
政府が85%ぐらいを出して、約15%が村の負担となるという説明でした。
以前に研修旅行で富山だったかの施設を見てきましたが、図面を見る限りではそっくりだなと思いました。
この施設の意義は、基幹産業である漁業水産物の付加価値を上げて、
漁業者と地域経済を支えるということにつきます。
あとは水産資源の管理漁業を政府がしっかりと進めることが、
今後の漁業の行方を決定するのではないかと思います。
<イメージ図>
補正予算の一つにくろさき荘への繰出金45万円がありましたが、
一般会計議決に際し、くろさき荘繰出金のため「反対討論」が出ました。
あまりあることではないですが、くろさき荘の会計で賄うべきであるという考え方なのか、
あるいは、くろさき荘の存在意義の問題なのかもしれません。
45万円はマイクロバスの修理費です。
15年前でしたら自分も反対していたかもしれません。
これは根本をたどれば、公的支出と民間経済との関係性が、
一般的に理解されてきていないことにも関係あるのだろうと思っています。
大きく言えば、政府と国債発行にも似ています。(プライマリーバランス的な)
公的資金が民間に流れていかなければ、民間経済も潤いません。
公的資金は必ず民間へと支出されていく流れになります。
三陸沿岸道路工事はわかりやすくそうでした。
潤った民間事業者は多かったはずです。
役場は政府とは違いますが、政府からの公的資金で賄います。
公的資金を「節約」として、流れを止めれば民間にも止まります。
行政の仕事は採算性を基準にするためにあるのではなく、
逆に民間企業では採算が合わないが、地域に必要なサービスを提供するために存在します。
くろさき荘も行政の一部として存在しているので、採算性オンリーだとどこかにひずみや無理が出ます。
起立多数で一般会計補正予算は議決しました。
今回の補正とは関係ありませんが、
8月4日に議員全員協議会があり、「義務教育学校整備基本計画」の説明がありました。
工事が始まるのは令和7年7月の予定になっています。
それまで設計や交付金手続きという段取りです。
完成して開校は令和9年4月の予定ですので、4年後です。
4年後の小中児童数は、転校等なければ116名となっています。
小中一貫校建設計画から10年ぐらいたっています。
長い長い道のりでした。
まだ開校までも4年あります。
人口が減り、主要な公的施設が離れて点在することは非常に残念です。
普代村の地形構造上仕方ないことではあります。
「地域に開かれた学校」ということも説明しています。
離れた市街地で、どれだけ地域に密着したものになるのかが気になります。
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