9月9日、岩手日報に市民オンブズマンいわての公開度調査が発表されました。村内の皆さん、少なからずショックというか、「恥かしい」感を味わったのではないでしょうか。
今日、村民の方にそのことを言われて、非常にガッカリとしていました(汗・・・
気になって、調査内容を調べました。
調査項目は22問で45点満点のようです。
それを100点満点に換算して(分かりやすくするためだと思います)、普代は3点でした。換算前は1.5点です。
3点とは? たまげて点数が入らなかったものだとびっくりしました。
なんとマイナス点が7点です。8点は取れていました。差し引いて1.5=100換算で3点です。
村民からすると普代村役場は情報を隠して、公開するのをおさえているという感じを抱くと思います。
その通りです(笑)
そうではないのでしょうが、結果としてそういうことになります。議会もしかりですが。
オンブズマンによると、
「情報公開ランキングは、文書の公開(透明)度を主とし、情報公開の妨げとなる請求権者の範囲、閲覧手数料など制度的な問題を従とし、評価することとしました。
インターネットの普及に鑑み、自治体のwebで議会の議事録が閲覧できるかどうかを対象に加えた点が今回の大きな特徴です。」
とあります。(2007年の調査から引用)
今はインターネットの時代で、気軽にネットで情報を入手できるようにしておかなければ情報の公開姿勢が低いと見るようです。
確かに、利用できるものを便利に活用するために村民にも誰にもその準備をして提供するというのは、公的な人の役割でもあります。
その対応は確かに大変でしょうが、意識の問題でしょうか? 低すぎますので。
議会広報委員会でも数年前に議会だよりをホームページに載せるように頼んで、ようやく実現した経緯があります。
その後、今の事務局長になってホームページっぽいものになり、ようやく議員の名前が載るようになりました。
それまで、自分の記憶では県内の自治体で、議会のホームページすらなく議員名を探せないのは普代村だけだったように思います。
議会がそんなもんですから、行政も似たような経緯をたどっているのでしょう。
これがまだネットが普及していない時代でなければ、こんなに低い点数はつかなかったものと思います。
簡単にいえば、出遅れている。変えていこうという意識が薄いという事でしょうか。
9月8日には、議会、総務常任委員会(金子委員長以下3名)で矢巾町議会を視察に行きました。
一般質問2日目の日で(議員19名中9名が質問。この日は残り4名でした)、議場で議員全員のところにタブレットが載っていました。
あとで聞いたところ、6月議会から使用しているとのことでした。
今全国の議会で紙の資料から、タブレット導入が進んでいます。
早稲田マニフェスト研究会では、タブレットを導入していない議会は評価できないとまで言っています。
時代がそんな時代です。
住民に情報を提供すべき立場の人間が、その流れに乗れないということ自体、公人として適切ではないという事のようです。
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