そして、いよいよ最終行程。
三井寺に到着しました
三井寺は「園城寺/おんじょうじ」
と呼ぶのが正式名称だそうです。
仁王門をくぐって入ります。
昨日から神社の華やかな朱色の
楼門をたくさん見てきたので、
古い歴史を感じる仁王門は渋いです。
天台寺門宗の総本山なんですね。
ここも想像より広い気がする…。
まずは一番南に位置している
「観音堂」を目指しました。
石段を上がるとこんな大きな
お堂が見えてきました。
西国十四番札所ということで、
たくさんの参拝者が来ていました。
ご朱印をいただきました。
三井寺で全ての御朱印を集めると
かなりたくさんになるらしいので、
今回はこちらの観音さまのご朱印に。
観音堂で参拝した後は、
「金堂」へ移動しました。
実物の方がはるかに大きく、
その存在感は圧巻です。
豊臣秀吉の正室・北政所が
再建した建物だそうです。
桃山時代の代表的な建築で、
風格があるだけでなく、
優美な雰囲気もあふれていて、
とても印象的でした。
そして、金堂前にある燈籠。
なぜかこれだけ囲まれています。
「園城寺金堂無名指灯籠」と
呼ばれており、無名指とは
中国語で薬指という意味だとか。
ちょっと怖い言い伝えなので、割愛
金堂のそばにある小さな建物、
「閼伽井屋 / アカイヤ」の
正面を見上げると、
左甚五郎の作と伝わる
龍の彫刻が見えます。
よく見ると目玉に釘が
打ち込まれています。
昔、夜になると琵琶湖で
暴れていたために、
それを鎮めるために
打ったという伝説です。
三井寺には有名なものが
たくさんありますが、
日本三銘鐘の一つである
「三井晩鐘」もその一つです。
これは、その鐘のある鐘楼。
三銘鐘というのは、
1)姿が立派な平等院
2)由緒の正しい神護寺
3)音色が美しい三井寺
と、各寺でそれぞれ特徴をもつ
鐘のことであり、三井寺の鐘は
「日本の音風景百選」にも
認定されているほど、
荘厳な音色を響かせることで
有名なのだそうです。
左の写真は霊鐘堂に置かれている
「弁慶の引き摺り鐘」です。
弁慶が三井寺から奪ったものの、
比叡山では全く鳴らなかったので、
怒って谷底に投げ捨てたとか。
ホントに色んな伝説がありますね。
ズラリと並んだ
唐院探題灯篭の前を通り、
灌頂堂 / カンジョウドウ の前を過ぎます。
この辺りは三井寺の中でも
神聖な区域とされているようです。
たしかに、ちょっと空気感が違う。
そして、三重塔に到着しました。
ちょうど日も暮れてきたので、
この旅を振り返りながら
しみじみと眺めていました。
すると、タイミングよく
鐘の音が聞こえてきました。
なかなか充実した二日間でした。
たくさんの神さまに出逢いましたが、
私の願いはいつもただ一ツ。
いつか叶うといいなぁ。
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三井寺に到着しました
三井寺は「園城寺/おんじょうじ」
と呼ぶのが正式名称だそうです。
仁王門をくぐって入ります。
昨日から神社の華やかな朱色の
楼門をたくさん見てきたので、
古い歴史を感じる仁王門は渋いです。
天台寺門宗の総本山なんですね。
ここも想像より広い気がする…。
まずは一番南に位置している
「観音堂」を目指しました。
石段を上がるとこんな大きな
お堂が見えてきました。
西国十四番札所ということで、
たくさんの参拝者が来ていました。
ご朱印をいただきました。
三井寺で全ての御朱印を集めると
かなりたくさんになるらしいので、
今回はこちらの観音さまのご朱印に。
観音堂で参拝した後は、
「金堂」へ移動しました。
実物の方がはるかに大きく、
その存在感は圧巻です。
豊臣秀吉の正室・北政所が
再建した建物だそうです。
桃山時代の代表的な建築で、
風格があるだけでなく、
優美な雰囲気もあふれていて、
とても印象的でした。
そして、金堂前にある燈籠。
なぜかこれだけ囲まれています。
「園城寺金堂無名指灯籠」と
呼ばれており、無名指とは
中国語で薬指という意味だとか。
ちょっと怖い言い伝えなので、割愛
金堂のそばにある小さな建物、
「閼伽井屋 / アカイヤ」の
正面を見上げると、
左甚五郎の作と伝わる
龍の彫刻が見えます。
よく見ると目玉に釘が
打ち込まれています。
昔、夜になると琵琶湖で
暴れていたために、
それを鎮めるために
打ったという伝説です。
三井寺には有名なものが
たくさんありますが、
日本三銘鐘の一つである
「三井晩鐘」もその一つです。
これは、その鐘のある鐘楼。
三銘鐘というのは、
1)姿が立派な平等院
2)由緒の正しい神護寺
3)音色が美しい三井寺
と、各寺でそれぞれ特徴をもつ
鐘のことであり、三井寺の鐘は
「日本の音風景百選」にも
認定されているほど、
荘厳な音色を響かせることで
有名なのだそうです。
左の写真は霊鐘堂に置かれている
「弁慶の引き摺り鐘」です。
弁慶が三井寺から奪ったものの、
比叡山では全く鳴らなかったので、
怒って谷底に投げ捨てたとか。
ホントに色んな伝説がありますね。
ズラリと並んだ
唐院探題灯篭の前を通り、
灌頂堂 / カンジョウドウ の前を過ぎます。
この辺りは三井寺の中でも
神聖な区域とされているようです。
たしかに、ちょっと空気感が違う。
そして、三重塔に到着しました。
ちょうど日も暮れてきたので、
この旅を振り返りながら
しみじみと眺めていました。
すると、タイミングよく
鐘の音が聞こえてきました。
なかなか充実した二日間でした。
たくさんの神さまに出逢いましたが、
私の願いはいつもただ一ツ。
いつか叶うといいなぁ。
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