新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

シリアの赤いペースト。

2017-04-29 16:54:46 | あたしのごはん

左側の赤いペースト。
ムハムマラというシリアの料理です。中東全体で食べられているみたいですけれど。

ローストパプリカと、クルミ、ザクロシロップ、生唐辛子の色も鮮やかディップです。
ザクロシロップは家にないし、買いに行くのも面倒なので、入れてませんし、分量も計らないのでだいぶオリジナルになってしまったと思いますけど。

シリア風パプリカとクルミのペースト。
1.パプリカをロースト。我が家はオーブンが無いのでかと言って日本みたいに魚を焼くロースターみたいのも無いので、鍋で蒸し焼きです。
中火ぐらいで蓋をしながら焼いて、焦げたらひっくり返す、というの繰り返しながらローストしていきます。焼けてから少し蒸らして、皮をむき、種を除きます。

2.クルミもフライパンで適当にロースト。

3.パプリカ、くるみ、パン粉(てかパンを細かくちぎって入れました)、トマトペースト、オリーブオイル、塩、パプリカパウダー、生唐辛子、レモン汁、クミンパウダー、にんにく。
を入れて、ハンドミキサーで、撹拌。すっかりペースト状にしてしまうより、ちょっとナッツの粒が残っていた方が食感が良いらしい。
あたしはうっかり忘れて一所懸命ミキサーでがーがーやっていたのですが、途中でミキサーが壊れてしまって、あ、ちょっと粒を残した方が良いんだった。と、思い出した次第。
このペーストの為には良かったけれど、ミキサーは本格的に壊れてしまった。(あ、このペーストが強靭過ぎてミキサーが壊れたわけではありませんよ。もともと怪しかった。ミキサー)

そして、このペースト、超おいしい!
パンに付けて食べてももちろんおいしいけれど。
お肉やお魚に付けると、(温かいからかな?)香りがますます広がる!是非お試しください。

その晩の夕食。タラフライに付けて食べましたよ。
オイル漬けの瓶に入らなかったアーティチョークも添えて。

あ、タラフライ、ちょっと前に生で安売りしていたのを買って冷凍しておいたのですが。
前回調理した時は、フィッシュアンドチップス的な、フリッター的衣で作ったのですが。
その衣と相性が悪かったというより、タラの下処理が悪かったのだと思うけれど、結構生臭い感じになってしまい、こりゃいかん、との反省から今回は思いっきりタラを脱水しました。
タラはその体に含んだ水分が臭みを出す、という事で、
解凍してから紙タオルを上から下からぎゅっぎゅして脱水。その後塩をして出て来た水分をまたぎゅっぎゅと脱水。
そして、フリッター式衣ではなくパン粉で揚げました。
そしたらぜんぜん臭みがなく、タラのおいしさだけが残っていました!やった。
普通もこんなに脱水するものなのかはわかりませんけど、タラって日本でも生より塩してある方がポピュラーだから、やはりそれにはそれなりの理由があるのねー。と思った次第です。

パン粉といえば、日本語ですが。

スペイン語ではpan rallado パンラジャード細かくなったパンと言って売っていますが。
それとは別にPANKOという商品もあります。
ユーチューブで英語の料理番組を見ていてもPANKOと言っているので、おー、パン粉って国際語!!と驚くわけです。
外国のパン粉は結構細かい粒粒(↑このタラフライのように)。
PANKOは思うに粒の荒いいわゆる日本のパン粉。買ったことないのでわかりませんけど。(普段は余ったパンで手作りパン粉です)


ちなみに天ぷら粉も普通のスーパーで売っています。なんて名前かは忘れちゃいましたけど。
なんか、すごいなー。日本料理の力!!
と、こんな遠くでしみじみしております。

 

 



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