わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

ロバ

2015-09-26 | 動物
小学生ことばパズルをやっていたら、「ウマの仲間。人に飼われていて、たくさん荷物を運ぶことができるよ」という問題が出てきて、娘は「何だかわからな~い」と。

「ロバでしょ!」と私は言うと、「ロバってなあに?」と娘。

確かに、ロバって日本の子どもにとっては、グリム童話などのお話の世界でしかお目にかかることもなく…。ロバが出てくるお話を聞いただけでは、ロバが馬の仲間で、人に飼われていて、たくさんの荷物を運ぶことができるという認識はもてないでしょう。しかも残念ながら、円山動物園にはロバがおらず…。

それなのに、幼児教育の本や小学生ことばパズルに出てくるのはなぜ?ロバがそれほど、日本人の暮らしに必要な存在ではなく、どちらかというと、子どもが知っていようがいまいが、どうでもよい動物のように思えます。

改めて、ロバは、幼児教育の世界では常識であるということが私にも分かってきました。しかし、愚鈍な娘は、ロバが何か知らずに小学三年生になってしまったようなのです。確かに娘は動物に興味がなく、ハイエナ、何それ?と円山動物園にいない動物のことは一切知らずなのです。さすがに円山にいなくともゾウやゴリラが知っていますが。

息子は動物図鑑を日々ながめ、かなり詳しかったので、子どもなんて自然に動物を覚えていくものと思っていた私も悪いのです。ロバをきちんと教えるべきでした。

彼女の通う幼稚園はキリスト教系。キリスト教の人々にとってロバは特別な存在であり、「ロバの子」という歌を彼女も歌っていました。まさか、ロバが何かを知らずに歌っていたとは…。「♪わたしたちはロバの子です♪」という歌詞をどんな思いで彼女は歌っていたのか?まるで何も考えずに歌っていたことが判明しました。

理科実験教室では生物は教えてくれない…。ダーウィンがきたを毎週、見なければ!

最近の大学生男子

2015-09-26 | 子どもの成長
最近の大学生男子は、結婚して幸せな家庭を築きたいという将来への希望を持っているようです。こんな希望を持てるに至った彼ら。育った家庭がそれなりに幸せなものだったのですね。

こういう男子学生の傾向に志が低い!と言う厳しいおじさんたちもいるみたいですが、非正規雇用、鬱や精神疾患など暗いモードの日本の陰に隠れて見えなくなっているものの、小さな幸せを大切にできる層が存在することにちょっとほっとします。

私たちの母親たちは専業主婦が主流で、私は家にいてにこやかに子どもを出迎え、遊びに来た子どもたちに手作りのお菓子を出す暮らしにほのかなあこがれを感じていました。

しかし、今や共働きをしないとやっていけない状況になりつつあり、年々、子育て一段落して働く母が増えてきています。なぜかというと、塾や習い事にべらぼうにお金がかかるからです!

うちの娘世代の女子たちはこういう母たちの現状を見て、手に職をつけておかければならないと思うことでしょう。

スタンプ

2015-09-26 | 遊び
青少年科学館に行った時、有料施設の入場口にスタンプがありました。大人も子どものとりあえず押している…。混んでいるにも関わらずです。

うちの娘もすぐに押しがるのですが、家に戻れば、スタンプを押した紙ごと忘れ去られ、最後には私によってゴミ箱行きの運命をたどるのです。

それなのに、何故、彼女はとりあえずスタンプを押したがるのか?私には不思議でなりません。スタンプを押すという行為が楽しいのでしょうか?!人はスタンプを押すという行為に何か喜びを感じるのでしょうか。

思えば、子どもの頃、サンリオグッズが売っているかわいいお店で、母にスタンプセットを買ってもらい、紙に押して遊んだ覚えがあります。スタンプを押すと何だかわくわくした記憶が…。すっかり忘れていましたが、スタンプを押す大人の方たちはそんな子どもの心を忘れずにお持ちだったのですね。