紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

白髪一雄展

2020年02月04日 | 美術館・博物館
まるで血だまりのような絵の具。絵筆では表現できない作品の数々。
白髪一雄 Kazuo Shiraga : a retrospectiveが、東京オペラシティのアートギャラリーで開催されています。キャンバスにぶちまけたような絵の具。上からロープでぶら下がり、足で描くという「フット・ペインティング」で制作された作品は、荒々しくて豪快。一見簡単なようでいて実は絵の具の置き方や足の動かし方、想像し得ないようなことまで考えているのかもしれません。もしかしたらほんの少しの偶然も。



写真撮影できるのは数点のみ。



アーティストでありながら天台宗の僧侶でもある白髪一雄。作品にも精神性が表れるよう。



金剛夜叉明王に見えたり。



圧倒的な力がほとばしる。
会場内のある作品名に「指で強く押してください」というものがあります。一瞬びっくりします。

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