紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

ボストン美術館 日本美術の至宝展

2012年03月22日 | 美術館・博物館
開幕してまだ2日しか経ってませんが、なかなかの混みようで...。東京国立博物館の平成館で開催されている「ボストン美術館 日本美術の至宝」展に行ってきました。
東洋美術の殿堂と称されるボストン美術館の日本美術コレクション。海を渡った貴重な日本美術の数々が、いまここに展示されています。そのコレクションで見たかった『平治物語絵巻』は、『吉備大臣入唐絵巻』と共に行列に並んで鑑賞します。スピード感あふれる描写。入り乱れる兵士と逃げ惑う人々。え~的な殺戮の場面。立ち昇る炎に包まれた御所三条殿...まるで短編ムービーを見ているかのよう。
そして「狂気」の画家、曾我蕭白の『雲龍図』と数点の屏風絵は素晴らしい。画風が好みです。

ちなみにボストン美術館展よりも気になったものが...それは東京国立博物館公式フィギュア、考古学ミニチュアです。あの海洋堂が製作するカプセルフィギュアならばゲットせずにいられません。遮光器土偶や銅鐸、土器に埴輪...このチョイスが素晴らしすぎる。

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