
洗面器が落ちそうなので、修繕してほしいというご依頼です。

かなり年季の入った状態です。

洗面器を取り外すとバックハンガーと呼ばれる金具が朽ちていました。

ネジもマイナスでかなりの年代物です。ここまで腐ると取り外せないので切断します。

洗面器を下に降ろして不要な部品を取り除いていきます。




新しい金具を用意します。


排水部分も新品になりました。




次に給水、給湯の配管を新しくします。


専用の工具を使用して加工します。




新しくなったので安心して使用できます。
Panasonicから食洗機の基盤が届きました。 事前に自己診断をして、故障切り分けをしてあります。
こちらが基盤です。
最初に排水をしてから、電源や給排水配管を切り離します。
食洗機の修理は、逆さまにしてから行います。
本体下部にいろいろ収められています。
基盤中央が黒く焼けている跡が見られます。
こちらが新しい基盤。基盤の色が黒ずんでいません。
古い基盤を本体から切り離します。
コネクターを全て取り外しました。
右側が新しくセットされた基盤です。
底蓋を閉じ、給排水管を繋ぎます。
ここが設置場所。
設置後に試運転。無事に動き出しました。(#^.^#)
「お客様より床にシミがついているけど、クリーニングで落ちるか見てほしい。」と、連絡を受けました。現場確認するとチーク材で研磨可能な床材だったので「清掃では落ちることはないですが、研磨してニス塗りで復活しますよ。」と、提案。 その場で、ご依頼を受けました。
床の状態は、このように輪染みが所々、他にも日焼けしたりしていました。廻りを養生マスカーテープで囲みます。実際に生活されている空間なので研磨した際に出る粉じんを巻き散らかさないためです。
玄関もこんな感じでした。
ここも玄関入り口。
渡り廊下もこんな感じ。
ポリッシャーに研磨用のペーパーをセットします。 研磨用のペーパーだと非常に抵抗があります。 慣れれば何ともないですが、一歩間違うと破壊マシーンに豹変しますから慎重に慎重に操作します。
こういう染みがどうなることやら・・・・。
いざ! 研磨開始!
ポリッシャーが入らない場所や隅は、ハンディポリッシャーを使用します。
以前あったシミは消えて無くなっています。
研磨は、サンドペーパーの番数が40番、80番、120番、180番、240番と次第にあげていきます。 石垣島でも他にやっている業者を知っていますが、40番で開始して120番で仕上げており、床を横から透かして見るとペーパーの輪が浮いて見えました。 勿論、そういう手抜きをすると時間もかからず、料金も安くなるとは思いますが、それは私の職人気質が許せませんので自分の納得いく仕事ができないなら受けません。 何故ならちゃんと作業する業者から見れば違いが判り、後ろ指を指されるからです。 まあそれはさておき作業に戻ります。
研磨して最初に「サイディングシーラー」を塗っていきます。これは目止めの役割をして最後のクリアニスを浮き立たせるために塗ります。
ニス塗り。ペンキもそうですが、素人が塗るのと職人が塗るのとでは違います。如何に刷毛足を残さずに塗れるか。 非常に集中して神経を使います。ペンキ塗りよりシビアです。失敗したら研磨し直すしかありません。 DIYでできる水性ニスとは全然違うので。
これがニス用のローラーです。業者用でニス塗り専用です。
ビフォー、アフラーを比べると違いがよくわかります。
お客様にも満足していただき、「他にも電気工事のお仕事が必要なお客様をご紹介いただくことになっております。」
ひとつひとつ丁寧にこなして結果を出せば、口コミをして頂けます。 この島で生きていくには、それが必要です。
信頼が第一、こだわりが第一。 これからも信頼を裏切らないように一件一件大切に頑張ります。
アルミサッシの鍵の交換後に、追加工事を依頼されました。トイレの電気工事です。 現状では、延長コードを使用してトイレの中に引きこんでいますが、ケーブルを挟み込んでドアが閉められません。
これも雨が降った時は、漏電のもとになり危険です。
トイレの内部も配線が低い位置にあり、おちおち用も足せない状況です。
ホールソーで穴を開けて
VA線を貫通させます。
VA線を邪魔にならないように上から這わせます。
ここから電源を取り入れました。邪魔な配線もなくなり、気兼ねなく使用できるトイレになりました。
玄関チャイムが故障しているので交換です。
旧式のものは、単2電池が四本必要です。金属製の板2枚が内部にあってそれを叩く構造になっています。
古いものを撤去して
外側の押しボタンも交換して
内部も交換しました。新しいチャイムは、単3電池が一本で済みますので、経済的です。
石垣市役所よりトイレの扉の緊急修繕の要請を受けました。
扉の金具に問題があります。本来自動的に閉まるものですが、全然閉まらなくなっていました。
横から見ると扉が開いたまま傾いています。
新しい蝶番を用意します。
上下とも新しくします。この扉は、上側で自動的に扉を閉める機能がありますが、それが使い物にならなくなっていました。
扉の建付けも元々おかしかったですが、削って調整したので綺麗に当たりもなく閉まるようになりました。
洗濯機の蓋が開かないので見て欲しいと依頼を受けました。
故障切り分けをすると基盤の問題ではなく、フタロックが誤動作しているようです。
フタロックとは、脱水や送風時に蓋が開かないようにする部品です。
これがフタロック。沖縄シャープ電機から取り寄せました。
古いものを取り外して
新しい部品をセットします。
基盤のカバーを取り付けて
上からみたフタロックです。
ちゃんと蓋が開くようになりました。 以前は、勝手にロックされてしまい開けられませんでした。 勿論、脱水時にロックすることを確認しました。
「トイレのドアを直して欲しい。」と、電話連絡を受けました。 トイレの鍵が開かなくなったので、自分で壊されたようです。 壊す前に呼んでいただければもっと安くすんだのに・・・・。
完全に使用できないのでドアを作り直します。
ドア厚は、18mmしかありません。内側はこのようになっています。中に入っているものは紙で凹み防止用です。
1分のポリ合板を2枚購入しました。 前後ではさみ合わせるためです。
色はわかりにくいですが、アイボリーです。
傷をつけないように、下にクッションフロア材を敷いています。
窓の開口です。カッターナイフと定規を使用してあけます。
剥がすのは結構大変な作業です。新しく作り直したほうが早いです。
速乾性の木工ボンドを使用して釘を使わず、クランプで締め付けて接着します。
ちゃんと固まりました。
小窓の枠を取り付けます。
これで小窓枠取付け完成!
翌朝からまた作業再開です。
実際に現場に行ってから、調整に入ります。
ドアノブ用の溝を彫ります。
アルミサッシの開口する部分に記しをつけます。
ミリングという機械で、少しずつ穴を削って開けていきます。
開口しました。
ドアの溝にもぴったり合いました。
ネジ止め用の穴をドリルであけました。
固定して、レバーハンドル用の穴を二つあけます。
レバーハンドルを外側
内側と取り付けます。このレバーハンドルもドア厚18mmには対応していないものでしたが、対応するように削りました。普通に注文すると納期が2週間と言われたので、それだけ待てないので発想の転換で使えるようにしました。
開閉するか動作チェックです。
無事に取り付け完了しました。台風5号の雨が降り注ぐなかで作業しました。少しの車への移動でかなり濡れましたが、約束の納期なのでがんばって完成させました。
不動産より浄化槽ブロアーに使用されている屋外の防雨型コンセント交換を依頼されました。破損していて漏電の危険があります。
内部にはヤモリの卵が・・・・。
これで漏電の心配はなくなりました。
不動産よりキッチンの床の張替えの依頼をされました。
ご覧のように床はかなりブカブカ状態。ガムテープで補修してあります。
2分割するといろいろ問題があるので、一枚でサイズを合わせます。真ん中は、捨て板を使用してホールソーで穴を開けます。
釘を使用せず、クランプで挟んで仕上げました。