「見てみないことには何とも言えませんが、直せないことは無いと思いますよ。」と、お伝えして現場へ
引き出しも漏水で錆びていました。結果的には、単純にシンク下の排水トラップの締め付け不良が漏水の原因でした。念のためトラップを分解して清掃してから組み立てました。専用工具で締め付けて漏水は、完全に止まりました。恐らく見に来た業者は、「排水詰まりだから、関係無い」と、勘違いして自分には関係無いと思ってフォローしなかったのかも。それにしても良く見て確かめれば分かることなのに。お客様が不憫に思えました。「あんたをもっと早く知っていたら、ここまで酷くならなかったのにね❗」と、仰られて「トイレの水漏れも序でに直してね。」と、追加作業も頂きました。こういう小さな積み重ねが大切なのにと感じた1日でした。
部品が破損して水が止まらなくなるなっていました。
壊れた部品を取り外して
新しい部品を取り付けます。
完全に水は止まりました。
①タンクの底に貯まって溶けきれずに下のゴムフロートに噛んで水が止まらなくなる。
②便器内部には、小さな穴が開いており、水流作ってを回転させて汚物を引き込んだりするのですがその穴を詰まらせます。詰まると汚物が流れなくなります。最悪、便器交換になったケースもありました。
ブルーレットを使用するならドボンではなく、タンクに引っ掛けるタイプのブルーレットを使用することをオススメします。
今月だけでこういうトラブルが三件ありましたので、新たな犠牲者を出さないために敢えて書いておこうと思いました。
朝、お客様から電話を受けて「手洗いの排水を直して欲しい。」と、依頼されました。
前から見ると普通の洗面台のようですが・・・。
後ろから見ると、なんと給水配管(HI20)を排水に使用しています・・・・。
あり得ないことですが、事実です。いったいどんな業者がやったんでしょうか???
これでは詰まって当たり前なので、とりあえず排水トラップを取り外して
ダイヤモンドコアドリルで65Φの穴を開けます。65で開ければ50のパイプが入るからです。いままでの排水の3倍以上太くなることになります。
タイルを一切割ることなく綺麗に穴を開けました。最後の力の入れ加減が職人技です。あまり強く押すとタイルが押し出されますから。
これは前からの開口部。
VU50のパイプで排水管を施工。
将来的に問題が起きたときのために掃除口も付けてあげました。これで当分は排水の詰まりから解消されます。めでたし、めでたし!
今回は、不動産の「カンセイホーム」からの依頼により、屋上貯水タンク内部のボールタップの交換作業です。
貯水タンク内部のボールタップ交換は、リスクを伴います。外したボールタップを落とすリスク。ほとんどの現場が片手でどこかに摑まって、片手で取り外さないといけないので大変です。外す際にかなり力もいります。ボールタップを落としたり、専用工具を力余って落とすこともあり得ます。一度落としたら水の底なのでかなり大変なことになります。いままで本当に慎重に慎重に作業をして落としたことはないですが、毎回ひやひやものです。
今回もトラブルなく交換を終了できました。(#^.^#)
ファッションセンターしまむらからの排水管修繕依頼を受けました。 台風17号が過ぎ去った後に、排水管が壊れてしまったようです。配管の径は、150mm。
立てバンドをひとつ増やして強度を確保しました。
今回も石垣市役所からの修繕依頼です。議会事務局の男子小便器が3か所共に問題がありました。小便器のフラッシュボタンを押し続けないと
水が流れないという症状です。
この様にテプラで張り紙がされていました。
内部のピストンバルブは、この状態。錆びて稼働していません。中には、部品が錆びてバラバラになっているものもありました。
こちらが代替品の部品。小便器自体は、東洋陶器の記載があります。TOTOの前身の社名です。元の部品は、ボロボロ状態です。
綺麗に収まりました。
動作確認もOK。三台共に正常に動くようになりました。 市役所は、土曜日が休みなので休みの日に作業を依頼されることが多いです。
「屋上から1階まで水が流れ続けているから見てほしい」と、中学時代の恩師から連絡を受けました。 屋上貯水タンクの蓋を開けると
中のボールタップが上に上がり過ぎています。これでは止水できません。
金属部分が完全に折れていました。
上が新しいものです。同じメーカーです。
古いものを取り外して
新しいものを入れました。 交換後の写真を撮り忘れましたが、正常に稼働するようになりました。
リピーターのお客様から「配管が破裂したので見てほしい。」と、連絡を受けたので現場の確認に伺いました。
鉄管とエスロン管が融合して配管してあります。
このインシュロックをしている部分から漏れているようです。ペンキを塗ろうとされて水をかけたら破裂したとか。
この部分も怪しいです。破裂寸前。
この配管ペンキを塗られて綺麗に見えますが、内部は金属管なので腐っています。
とりあえず二階部分から撤去開始です。
揚水側を切断して
下は、こんな感じ。
上からダイヤモンドコアでコンクリートに穴を開けます。
屋上のタンク部分も切断。
無くなりました。
配管内部はこの通り。
屋上から一階まで配管を貫通させます。
お次は、下へ降りる方の配管です。
内部はこの通り。錆びて動脈硬化が起きています。
これもしかり。
ボールタップ部分は、既存のものは錆びすぎていて無理にとるとタンクを破損する可能性が高いので新たに隣にホールソーで穴を開けて新しいものを取り付ける方法にしました。「さわらぬ神に祟り無し」です。
こんな感じになりました。
途中をバンド固定して
上の穴の部分をモルタル補修します。
エアコンの周囲に這っている金属管も撤去になります。
タンクの固定ボルトも空回りしていたので新しくボルトを取り替えました。空回しりない工夫もしています。
次は、一階入り口への配管です。
既存の配管を切断して
這わせていきます。
二階の屋外水栓です。鉄管を撤去したため使用できなくなったので新設です。
剥離剤でペンキを剥いでから、接着します。
立てバンドで固定していきます。
一階もバンドで固定していきます。
モルタル補修。一回目です。上の方向なので一度にはできません。モルタルが落下してきますので圧着しながらモルタルを塗っていきます。
明日乾燥したら、二回目の仕上げです。
お客様でペンキを塗られたので綺麗になりました。
撤去した配管の内部は、恐ろしい状態でした。
正味、二日がかりの作業でしたが生活に支障のないように配管していきました。