パソコンは色々な処理をするためにメインメモリを使います。
このメモリが足りないと、スムーズな処理ができないのです。
料理を行う場合に例えてみましょう。
・CPU(計算、機器制御などの処理を行う) = 調理人
・メモリ(CPUが処理を行う為の作業場所) = 台所
・HDD(各種データや処理結果を保存) = 冷蔵庫
調理人の腕がよくても、安アパートにあるような狭い台所では、沢山の料理を一度に作る事はできません。
どうしてもという場合には、料理を小分けで保存するために冷蔵庫を何度も使うしかありません。
この冷蔵庫を頻繁に利用する行動は調理の中断となるわけです。
お客様から、
「パソコンの動きが遅いんだけど」
頻繁に相談を受ける事があります。
聞いてみると、
「買ってきた直後はよかった。
だけど一太郎とウイルスバスター入れたら...」
などといったことがあります。
店頭販売のパソコンの多くは、動作ギリギリのメインメモリしか標準搭載されていない場合が多いのです。
ですのでパソコンに負荷のかかるソフト導入をすると、余裕がなくなってしまうわけです。
この場合は、
「メインメモリの不足」が原因ですから、
「メモリ増設」で解決できますね。
あくまでも私の経験での目安ですが、メインメモリ量は、この値を超えたほうがいいでしょう。
WindowsXP : 512MB~
WindowsVista : 1.5GB~
なお、動画編集などの大量の負荷がかかる処理では、更に前述の倍以上がお勧めとなります。