過去記事
<<ウイルスバスター2010バージョンアップインストール失敗、こりゃまずい>>
<<ウイルスバスター2010バージョンアップ失敗対処その1>>
<<ウイルスバスター2010バージョンアップ失敗対処その2>>
追記記事
<<ウイルスバスター2010 バージョンアップ失敗例 追記>>
=== トラブルの原因 ===
ウイルスバスター2009から2010へのバージョンアップが不幸にも同時に2台のPCで失敗した理由ですが、どうも旧バージョン(今回は2009)の自動アンインストール失敗にあるそうです。
ウイルスバスター2009がある程度最新のアップデートが状態であったなら、2010のバージョンアップ時の自動アンインストールも問題ないそうです。
(古くてもある時期の2009であれば問題はない模様)
しかし今回のPCは数日ぶりに起動したもので、たまたまウイルスバスター2009のアップデートが数日間行われていませんでした。
それと不幸な何らかの要因が重なり、2010のバージョンアップ時の自動アンインストールで失敗し、中途半端に処理の常駐が残ってしまったそうです。
やはり、ウイルスバスターも大抵のソフトと同じく、旧バージョンはアンインストールしてから最新版インストールが無難なんですね。
たまたま作業時間に余裕なく、また過去成功した実績があったので甘く見ていて失敗してしまいました。
--私がお勧めするウイルスバスター2010バージョンアップ手順まとめ--
1.ウイルスバスター2010のセットアッププログラムを事前に入手
Trendmicro 最新版ダウンロードのページ(http://www.trendmicro.co.jp/download/)からセットアッププログラムをダウンロードしておく。
とりあえずデスクトップ上でかまいません。
もし可能であれば、ウイルスバスター2010のインストールが成功した他のパソコンで残った作業用フォルダ「TISPro_Download_32bit」を丸ごとCD-Rにて保存したものを用意しておくと良いでしょう。
この時点では2010のセットアップは起動しません。
2.一応LANケーブルを抜いておく
この後、一時的にウイルスバスターが存在しなくなりますので念のため。
3.普通に旧バージョンのウイルスバスターをアンインストール
コントロールパネル-アプリケーションの追加と削除からでも、スタートメニューのウイルスバスターの中からアンインストールでもお好きな方で。
4.事前に用意しておいたウイルスバスター2010のセットアッププログラムを実行
CD-Rに保存した作業用フォルダ「TISPro_Download_32bit」があるならば、その中Setupフォルダ内にある「SETUP.EXE」を実行します。
もしくは、デスクトップにダウンロードした「TISPro_Download_32bit.exe」を実行するのでも良いでしょう。
5.LANケーブル挿しなおし
ウイルスバスター2010が常駐を開始したなら、抜いてあったLANケーブルを挿しなおします。
6.インストール完了後の動作確認
ウイルスバスター2010管理画面を開き、アップデートを実行してみましょう。
処理が行われれば完了です。
=== オマケ ===
作業用フォルダ「TISPro_Download_32bit」は、CD-Rで保存しておくと良いでしょう。
トラブル時の対処、最悪ウイルスバスターの強制アンインストールの際にCD-Rから実行できると便利です。
USBメモリでは、セーフモードで起動した状態では認識できない可能性がありますので。
ただし、最新版のウイルスバスター更新パックをご購入された場合や、別途ウイルスバスター2010のパッケージがあるなら話は別です。
その場合は付属CD-ROMにウイルスバスター2010の関連ファイルがありますから。