今や当たり前の技術となった無線LAN。
家庭でも小企業などにも便利な無線ルータが増えてきています。
弊社で期待している新商品がBUFFALO社の[WZR-HP-G450H]です。
毎回のことですがBUFFALO社のWZR-HPシリーズは面白い機能が付きますね。
<参考過去記事>
小企業にも家庭にも嬉しい無線ルータ[WZR-HP-G300NH]
BUFFALO [WZR-HP-G450H]
http://buffalo.jp/product/wireless-lan/ap/nfinity-highpower/wzr-hp-g450h/
・2011/06上旬発売開始予定
・定価 15,700円
色々な便利機能がありますが、弊社でポイントにしたいところを挙げます。
1.無線は高速通信&ハイパワー
IEEE802.11n 450Mbpsの高速転送に対応です。
(子機もそれに対応していて、距離や遮蔽物・妨害波の影響がなければですが)
デジカメ写真であっても1ファイルの容量が1MB超となることもある昨今。
通信速度は、理論値そのものは無理としても、早いに越したことはありません。
2.有線LANポート4口がGiga!
各社無線ルータとも、無線LAN速度向上は図られてきました。
しかし無線ルータ搭載の有線LANポートは100Base-Tx規格の物がまだまだ多数。
最近のパソコンの多くの内蔵有線LANコネクタが1000Base-T対応だというのにです。
本商品は、そのLANポートが1000Base-T。
これはルータの有線ポートに直接複数のLAN機器を接続する方には有りがたいですね。
3.USB接続機器が共有できる。
USB接続HDD・USBメモリなどの記録装置を接続し共有、これにより簡易NASとして利用できます。
音楽や画像、動画ファイルを保存した装置を共有しておけば、どこでも、複数のPCからでも利用できます。
またUSB接続プリンタを共有することも可能です。
(もっともUSBポートは、プリンタ共有よりも前述の記録装置類を接続する方が利便性が高いとは思いますが)
なお、全てのUSB接続機器が対応しているわけではありませんのでご注意ください。
※特に独自制御方式のプリンタ類(例:CANON)は注意
4.無線マルチセキュリティー
任天堂DSのような低セキュリティ機器を接続するために、無線LAN設定を下げてしまうと、肝心のパソコン類が危険にさらされることがあります。
本機は、セキュリティ規格を変えた複数のSSIDを設けることができますので、その危険性を下げることができます。
特にWEP接続子機から、AES/TKIP接続子機にアクセスできないようWEB設定画面にて制限を行うことが可能。
これなら、仮にWEP解析をされて外部から侵入されたとしても、ある程度は他のPC類を守れます。
5.i-フィルター for BUFFALO
1年3,150円ほどの別契約は必要となりますが、これにより有害サイトの閲覧をブロックできるようになります。
フィルタリングはルータで行われますので、パソコンには負担はかかりません。
また、子供がパソコンを弄ることで解除されることもありません。
6.VPNでリモートアクセス
ちょっとの知識とダイナミックDNS契約は必要となりますが、VPNを構築すれば外出先から自宅/自社LANにアクセスできます。
出張先で、
「急遽会社のNASに保存したExcel資料が必要になった!」
なんて時に便利。
ルータの機種こそ異なりますが、弊社の複数のお客様で、安価に構築できるVPNを利用されております。
7.ゲストポート機能
今回の製品では、ある意味目玉機能かもしれません。
来客などに一時的にインターネット接続の為だけの無線LAN参加を許可するゲストポート機能。
これはかなり有用でしょう。
招いた知人であっても、パソコンの共有フォルダやNASが存在するLANを覗かれたくはありません。
ましてや企業では....。
しかし、もう大丈夫です。
家庭での利用では、友達をよく呼ぶお子さんに喜ばれる機能かもしれませんね。
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無線LAN親機の機能を内蔵したルータは価格&機能でまさにピンキリ。
安価優先で機種を選ぶのもいいですが、ちょっと後のことを考えて、少し良い機種を選ぶのも正解だと思いますよ。