ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

Windows8/Windows8.1をご利用なら「高速スタートアップ」を無効にしましょう。

2014-06-23 17:58:25 | 技術部屋より
 

Windows8/8.1をご利用であれば、是非無効にしておいたほうがいい機能があります。
 
それは、「高速スタートアップ」です。
 

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あるお客様からのご相談がありました。
 

 「Windows8のパソコンで、USB接続HDDにファイルを保存した。
  そのHDDを他のPCに持って行ったら、ファイルが消えていた!」


 
 

これはWindows8、8.1の「シャットダウン」が、過去のWindowsとは異なる仕様であることから起こるようです。
 

Windows7までの「シャットダウン」は電源まで完全に落とせるように丁寧なOS終了をします。
その後の起動では、接続装置の再認識など、全ての手順を経て稼働状態になります。
 

ところが、Windows8、8.1で標準設定された「シャットダウン」はちょっと違うのです。
再起動処理の短縮化のため、装置認識などの"手順を省略"するようになっているのです。
 

この"認識手順の省略"により、使っていたUSB接続HDDを取り外して他PCに接続したりすると、装置認識に矛盾が生じファイル損失と見える結果になるようです。
 

現時点では、Microsoftから解決のアナウンスはないようですね。
 
 

とりあえずできることがあります。
それは、「高速スタートアップ」を無効にすることです。
 

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手順
 

1.コントロールパネルを表示する。
 

2.システムとセキュリティ
 Ac1
 

3.電源ボタンの動作の変更
 Ac2
 

4.シャットダウン設定を変更する。
 Ac3
 画面下部「高速スタートアップを有効にする」をOffしたいのですが
 標準では変更不能です。
 

 水色文字の「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
 これで設定変更可能になります。
 Ac4
 「高速スタートアップを有効にする」をOffにしたら、[変更の保存]を行い、
 再起動してください。
 

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詳細が気になる方は、
 「Windows8 HDD ファイルが壊れる
などのキーワードでWEB検索してみてください。

 
 

この問題、
一応Windows8/8.1の問題として記載しましたが従来OSであっても、下記のような行為を行えばファイルが消える問題は発生します。
 

 ・スリープ/休止状態のPCから接続HDDやUSBメモリ等を取り外す。
 

完全にシャットダウンしているのでなければ、それは「作業の一時中断」なのです。
見かけ上電源Offでも、使っていた文書ファイルなどは中途半端なままなのです。

 

ご注意下さい。