・<2021/11/02 原因判明。 記事の下部に追加記載します>
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BUFFALO製家庭用無線LANルータ[WSR-3200AX4S-BK]、[WSR-3200AX4S-WH]
今月新ファームウェア Ver.1.21がでました。
https://www.buffalo.jp/product/detail/software/wsr-3200ax4s-bk.html
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前回記事のように弊社でも2件ありましたが、
既定値Onの「高速ローミング(11r)」による不安定事例が多かったらしく、コレを既定値Offにしたようですね。
履歴を見ると「高速ローミング(11r)」既定値Offにしただけのようですが、どうもいくつか隠し変更がありそうです。
Twitterなどを見ると、背面のモードスイッチの挙動も変わっているようですね。
潜在不具合の修正なら良いのですが、私が本日(10/29)遭遇したものは困ったちゃんでした。
今回経験したのは、
・1.21に上げてからだとEasyMeshのリンクが失敗した!
・1.20に下げてからならEasyMesh成功した!
でした。
※私は、WSR-3200AX4S、WSR-1800AX4SでのEasyMesh経験は過去4度あります。
ーー今回の経緯ーーー
普段は法人の依頼が多い弊社ですが、個人のご依頼をいただくこともあります。
今回は一般のお客様よりWSR-3200AX4S *2機でEasyMesh構築での納品依頼のため、社内で初期設定を行っておりました。
2機とも初期FW1.10でしたので、まずは最新の1.21に更新。
コントローラ機側は、ローカルルータとしての設定をします。
(なぜかAPモードでは不安定になる事例が複数あり:参考過去記事)
2.4Gと5GのSSIDを同じにするため、バンドステアリングLiteを有効化。
EasyMeshを手動で有効化。
FW1.20では既定値Onになっていた 「高速ローミング(11r)」はOffにままにします。
エージェント機側は電源Off状態で背面スイッチをManual-WBに切り替えます。
さあ、コントローラ機とエージェント機をLANケーブル接続し、エージェントの電源投入!
あれれーーー
5分待ちましたが、EasyMeshリンクが成功しません。
・
・
18:30~20:30まで試行錯誤
・
・
結果、
両機FWを1.20に落としたらEasyMeshリンクあっさり成功しました。
さて、成功したのはいいけれど、この状態で1.21に上げるべきか。
うーん
================
<<追記>>
怖いけど、EasyMesyコントローラ&エージェントを1.21に更新してみました。
お客さま納品後に自動で1.21UPが発生、トラブルで呼び出し!なんてなったらイヤなのでこの際、検証しておこうと思いまして。
手順と結果
1.エージェント機を1.21にUP
→エージェント機再起動後、EasyMesh設定は活きていた。
2.コントローラ機を1.21にUP
→コントローラ機再起動後、EasyMesh設定は活きていた。
3.コントローラ&エージェント電源を抜き、1分待ってOnでどうなる?
→両機再起動後、問題なくEashMeshが作動した。
まあ、これで1.21にはなったわけですが後が怖いですね。
ないとは思いますが、エージェント機をさらに増やすなんてなったらどうなるのやら。
とりあえず
・ファームウェアの自動更新機能:更新しない
にしておこうかな。
==<2021/11/04追加記載>==
BUFFALOサポート部門に相談したところ、原因がわかってきました。
どうやら、出荷時初期状態のFW Ver.1.10をいきなりVer.1.21にすると内部設定値に問題がおきるようです。
【解決策】FW Ver.1.21にアップ後、初期化を行ってv.1.21固有の既定値を反映させる。
うーん、これちょっと怖いかもしれません。
[WSR-3200AX4S]は販売開始から1年以上経過の製品です。
初期納品時ならともかく、既に[WSR-3200AX4S]を使っていたお客様がEasyMesh構築をする際にドツボにはまりそうです。
「EasyMeshとやらで、ウチの電波が広がるの?
それいいね!
機体を買い足してやってみよう!」
↓
FW 1.21に自動で更新されている。もしくは手動で1.21にUP
↓
LANケーブルを繋いでEasyMeshの構築開始
↓
「えーなんで、できないのーー!」
↓
「え?初期化すればいいの?」
↓
初期化で、PPPoEプロバイダ設定など、お客様の固有設定値が消える。
FWのバージョンアップ時の仕組みを見直していただきたいですね。
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BUFFALO製家庭用無線LANルータ[WSR-3200AX4S-BK]、[WSR-3200AX4S-WH]
今月新ファームウェア Ver.1.21がでました。
https://www.buffalo.jp/product/detail/software/wsr-3200ax4s-bk.html
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前回記事のように弊社でも2件ありましたが、
既定値Onの「高速ローミング(11r)」による不安定事例が多かったらしく、コレを既定値Offにしたようですね。
履歴を見ると「高速ローミング(11r)」既定値Offにしただけのようですが、どうもいくつか隠し変更がありそうです。
Twitterなどを見ると、背面のモードスイッチの挙動も変わっているようですね。
潜在不具合の修正なら良いのですが、私が本日(10/29)遭遇したものは困ったちゃんでした。
今回経験したのは、
・1.21に上げてからだとEasyMeshのリンクが失敗した!
・1.20に下げてからならEasyMesh成功した!
でした。
※私は、WSR-3200AX4S、WSR-1800AX4SでのEasyMesh経験は過去4度あります。
ーー今回の経緯ーーー
普段は法人の依頼が多い弊社ですが、個人のご依頼をいただくこともあります。
今回は一般のお客様よりWSR-3200AX4S *2機でEasyMesh構築での納品依頼のため、社内で初期設定を行っておりました。
2機とも初期FW1.10でしたので、まずは最新の1.21に更新。
コントローラ機側は、ローカルルータとしての設定をします。
(なぜかAPモードでは不安定になる事例が複数あり:参考過去記事)
2.4Gと5GのSSIDを同じにするため、バンドステアリングLiteを有効化。
EasyMeshを手動で有効化。
FW1.20では既定値Onになっていた 「高速ローミング(11r)」はOffにままにします。
エージェント機側は電源Off状態で背面スイッチをManual-WBに切り替えます。
さあ、コントローラ機とエージェント機をLANケーブル接続し、エージェントの電源投入!
あれれーーー
5分待ちましたが、EasyMeshリンクが成功しません。
・
・
18:30~20:30まで試行錯誤
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・
結果、
両機FWを1.20に落としたらEasyMeshリンクあっさり成功しました。
さて、成功したのはいいけれど、この状態で1.21に上げるべきか。
うーん
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<<追記>>
怖いけど、EasyMesyコントローラ&エージェントを1.21に更新してみました。
お客さま納品後に自動で1.21UPが発生、トラブルで呼び出し!なんてなったらイヤなのでこの際、検証しておこうと思いまして。
手順と結果
1.エージェント機を1.21にUP
→エージェント機再起動後、EasyMesh設定は活きていた。
2.コントローラ機を1.21にUP
→コントローラ機再起動後、EasyMesh設定は活きていた。
3.コントローラ&エージェント電源を抜き、1分待ってOnでどうなる?
→両機再起動後、問題なくEashMeshが作動した。
まあ、これで1.21にはなったわけですが後が怖いですね。
ないとは思いますが、エージェント機をさらに増やすなんてなったらどうなるのやら。
とりあえず
・ファームウェアの自動更新機能:更新しない
にしておこうかな。
==<2021/11/04追加記載>==
BUFFALOサポート部門に相談したところ、原因がわかってきました。
どうやら、出荷時初期状態のFW Ver.1.10をいきなりVer.1.21にすると内部設定値に問題がおきるようです。
【解決策】FW Ver.1.21にアップ後、初期化を行ってv.1.21固有の既定値を反映させる。
うーん、これちょっと怖いかもしれません。
[WSR-3200AX4S]は販売開始から1年以上経過の製品です。
初期納品時ならともかく、既に[WSR-3200AX4S]を使っていたお客様がEasyMesh構築をする際にドツボにはまりそうです。
「EasyMeshとやらで、ウチの電波が広がるの?
それいいね!
機体を買い足してやってみよう!」
↓
FW 1.21に自動で更新されている。もしくは手動で1.21にUP
↓
LANケーブルを繋いでEasyMeshの構築開始
↓
「えーなんで、できないのーー!」
↓
「え?初期化すればいいの?」
↓
初期化で、PPPoEプロバイダ設定など、お客様の固有設定値が消える。
FWのバージョンアップ時の仕組みを見直していただきたいですね。