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ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

ウイルスバスター2010 バージョンアップインストール失敗、こりゃまずい

2009-09-11 18:52:11 | ウィルスその他

お客さんから、2台のパソコンのウイルスバスターを2009から2010に無料バージョンアップする作業の依頼をいただきました。

 

  パソコンA:WindowsXP Professional SP3
  パソコンB:WindowsXP Professional SP3

 

 

パソコンAは、事前にTrendmicro 最新版ダウンロードのページ(http://www.trendmicro.co.jp/download/)から入手してあったセットアッププログラムを実行。
パソコンBは、ウィルスバスター2010への無料バージョンアップページ(http://virusbuster.jp/vb2010/freeversionup/)でダウンロードしたプログラムを実行しました。

 

両機とも、セットアップ中に古いウイルスバスターを自動検出しアンインストールが行われ、インストール処理が進んでいたのですが....
途中から一切処理が進まなくなりました。

 

[CTRL]+[ALT]+[DEL]でタスクマネージャ起動
見るとウイルスバスター2010セットアップが「応答無し」に。
こりゃまずい!

 

仕方なくPCを再起動。
WindowsXPの起動が物凄く遅く、マイコンピュータなどフォルダやドライブにアクセスするアイコンをクリックしても反応なしに。
[CTRL]+[ALT]+[DEL]でタスクマネージャ起動
そこから再起動を行い、WindowsXPをセーフモード起動

 

セーフモードさえも処理が遅く、しかもマイコンピュータなどが開きません。

 

これでは、ウイルスバスター2010セットアッププログラムの作業用フォルダ「TISPro_Download_32bit」内にある障害対処ツール[TISTOOL.EXE]が使えない。
ということは、強制アンインストールもできません。

 

どうしたものか。

 

試行錯誤の結果対処成功しましたので、その手順を次の記事で公開します。

   

<<ウイルスバスター2010バージョンアップ失敗対処その1に続く>>


ウイルスバスター2010を導入

2009-09-03 19:55:08 | ウィルスその他
この度、Trendmicro社のウイルスバスターの新バージョンである「ウイルスバスター2010」がリリースされました。

ウイルスバスターのユーザサポート契約はウイルスバスターのバージョンを一切問わないところがいいですね。
サポートの更新期限が有効であれば、最新ウイルスバスターに無料でバージョンアップできます。
重要なのはシリアル番号が有効かどうか。
シリアル番号さえ有効なものであるなら、ウイルスバスター2009以前の旧バージョンをパッケージを購入された方でも、いきなり2010をインストールすることも可能です。

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弊社内でウイルスバスターを利用しているパソコンは3機。
試しということもあり、1機のみで、ウイルスバスター2009→2010バージョンアップを行ってみました。


まずはPCの概要としまして、システムのプロパティ
Dell
まあ、一般的な性能だと思います。


ウイルスバスター2009状態でのメモリ状況
Vb2009
物理メモリの利用可能項目は、538112 (KB)


Trendmicro社の最新版ダウンロードページ(http://www.trendmicro.co.jp/download/)より、ウイルスバスター2010のセットアッププログラムを入手。
OSは普通のXPですので、32Bit版をダウンロードしました。


既存のウイルスバスター2009は事前にアンインストールなどは行わず、ダウンロードしたファイル”TISPro_Download_32bit.exe”を実行し、セットアップ開始。

20分ほどでバージョンアップ成功。
PCを再起動。
ウイルスバスター管理画面を開き、一応手動でアップデートを行う。
念のため、PCを再起動。


その後、またメモリ利用量を確認してみました。
Vb2010
物理メモリの利用可能項目は、593052 (KB)
約53MBほどメモリ利用量が少なくなっていました。


前回の2008→2009の時もそうでしたが、新バージョンで高機能になりつつも利用メモリが減ったのはいいことですね。


OS起動からウイルスバスター2010常駐が完了し、「ウイルスバスター2010により保護されています」状態になるまでの時間は、計ったわけではありませんが、2009の時と同様と思われます。
大体1分くらいかな、まあ、これは問題ないでしょう。


あとのPC2台のウイルスバスターのバージョンアップは少し様子をみて、恐らく一ヶ月以内ぐらいには2010にする予定です。

さて、ウイルスバスター2009の時には、ブラウザ:FirefoxでYahooやGoogleで検索を行う際、相性が悪く頻繁にFirefoxが反応無しになりましたが、2010ではどうでしょうかね。




-- オマケ --

セットアップの作業用フォルダ「TISPro_Download_32bit」が残っていると思います。
これは、ウイルスバスター2010のインストールが完了したならば、ダウンロードしたファイル”TISPro_Download_32bit.exe”共々削除しても構いません。

ただし、CD-Rなどに保存しておくことをお勧めします。

例えば、ウィルスバスター2010を他のパソコンにもインストールしたいときや、パソコンをリカバリした時の再インストール時に、前述のフォルダ「TISPro_Download_32bit」が丸々CD-Rなどの残っていれば、ダウンロードからやり直す必要がありません。
TISPro_Download_32bit内のフォルダSetup内のSetup.exeを実行すればいいのです。

また、ウイルスバスターで何らかのトラブルが発生した場合にもフォルダ「TISPro_Download_32bit」内のプログラムが役に立ちます。
TISTOOL.EXEが問題解決の役にたつことがありますので。