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日本には「緑の日」(もともと昭和天皇の誕生日だった4月29日のはずだが、いつのまにか5月4日になっている)という祝日があるけれども、アメリカにも「緑の日」と呼ばれる祝日がある。
それが3月17日、セント・パトリックスデーだ。
セント・パトリックスデーはアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日を祝う日で、この時期には地元アイルランドをはじめ、アイルランド移民の多いアメリカなどの地域で盛大なお祭りが行なわれる。
その中でも、ニューヨークのセント・パトリックスデー・パレードは、世界で最大規模を誇るもので、歴史もいちばん古い。1762年にアイルランドの兵士による行進が始まってから、今年でなんと248年目を迎えているのだ。
パレード開始は午前11時。終わるのが午後4時。ほぼ5時間にわたって、マンハッタン5番街の44丁目から86丁目までの通りを、沿道の熱狂的な大歓声を浴びながら切れ目のない行進が延々と続く。
3月17日の当日、会社の昼休みに、その様子を何気なく見物していた自分は、ふと思った。
この大歓声はどこかで聞いたことがあるような…。
そう、これはニューヨークシティ・マラソンと同じものだ。
ある意味、マラソンは「走るパレード」でもある。沿道で声援を送る立場からすれば、歩いて行進するか、走って行進するかの違いに過ぎない。ほぼ1年間を通してさまざまなパレードを経験しているニューヨーカーたちは、パレードの楽しみ方を心得ているのだ。
ニューヨークシティ・マラソンの大応援は、歴史を通して熟成された揺るぎないパレード文化が生み出したものかもしれない。
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★聖パトリック寺院の近くを行進するキルト衣装のブラスバンド。
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★帽子などの「緑のグッズ」を道行く人に販売している女性たち。
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★沿道の観客たちも緑のコーディネイトを楽しんでいる人が多い。
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