アメリカのペットフードに関するReport Vol.2API(アメリカ動物保護協会)のフードに関するReportがありました。
他にも色々なテーマのレポートがありました。参考にされてみては!!
Get The Facts:What’s Really in Pet Food
原文はこちら
ペットフードの真実
導入部に引き続き原材料部の一部を訳しました!!
原材料
ペットフードの購入価格が常にペットフードの良し悪しを決定するわけではありませんが、ある程度の品質判断基準にはなります。
企業にとって、良質なタンパク質と穀物を使用したドッグフードを40ポンド(18kg)9ドル95セントで販売するのは不可能でしょう。
良質な原料を購入する為のコストの方が売値よりかかってしまうことになるからです。
ペットフードで使われる蛋白質には様々な原料があります。
牛、豚、鶏、子羊、あるいは他の動物が解体される時、貧弱な筋肉組織は人間の消費には不適物として死体から削られます。
すべての食肉用動物のおよそ50%が人間の食物としては使われません。
生産過程におけるほとんどの不要物(骨、血、腸、肺、靭帯等、人間用には適さない残物)がペットフードに使用されます。
これらの「くず」はペットフードのラベルの上に「by-products(副産物)」あるいは他の名前で表記されています。
そういったあいまいなラベルには使用された原料を列挙していますが、それらの表記された原料の明確な説明はありません。
ペットフード研究所 (Pet Food Institute) - ペットフード製造業者の連合 - はペットフードに副産物を使用することで、解体業者や畜産業者の副収入を奨励していることが知られています。
ペットフード産業の発展は、ペットのためにより良い食物をペットオーナーに提供するだけではなく、アメリカの農産物、食肉加工、家禽の肉や人間用の食物を供給する他の食物産業の副産物に関わる人々にとって副収入を生み出す、新たなマーケットを作りあげたことになります。
これら残存物の多くがペットフードの怪しげな供給元となるのです。
肉と家禽の肉副産物、穀物の粉の栄養の品質及び消化率は加工工程から加
工工程で変動します。
James Morris氏とQuinton Rogers氏、(カリフォルニア大学デービス校獣医学部生物科学課の教授)は「ペットフードに使用されている一般的な食物原料の多くが栄養素の”生物学的利用能”(栄養分や薬物が生体に利用され得る割合)に関して事実上何の情報もない」と断言しています。
これらの原料は一般的に肉、家禽肉、そして漁業の副産物であり、栄養素はかなりばらつきがあります。
現在のAmerican Feed Control Officials(AAFCO)による栄養許容量に基づくペットフードに対しての適切な栄養の要求は、食材が”生物学的利用能”を含んで分析された時、はじめて保証できるものなのです。
肉と家禽の肉の「食材」、副産物「食材」、肉と骨の「食材」はペットフードでは一般的な内容物です。
ここでいう「食材(meal)」とはこれらの材料が新鮮な状態ではなく、レンダリングされたことを意味します。
ではレンダリングとは何でしょう?
ウェブスター (Webster) の辞書によって定義されるように、レンダリングとは「産業的な使用の為の加工:例えば家畜死体を加工し、脂肪等からオイルを抽出するために溶かす等のこと」
たとえば自家製のチキンスープが冷えると、表面に脂肪の厚い層ができます。
これは一種のミニレンダリングといえる加工です。
レンダリングによって脂溶性物質を、固形部分と水溶性のものから分離させます。
また、バクテリア汚染物質を殺します、しかしそれによって生の原料にある自然の酵素やタンパク質のいくらかも死滅し、変質することになります。
このようなフードの摂食はあなたのペットに何をもたらすでしょう?
何人かの獣医は動物に場の廃棄物を与えることは、ガンや他の消耗性疾患の危険を増やすと主張しています。
ペットフードのメーカーによって使われている前述のレンダリングや、エクストルーディング(加熱圧力法といって、ドライドッグフードを粒状にしたりするために使う加工方法)は、家畜を太らせるためやより多くのミルクを生産させるために使用されたホルモンや抗生物質、また安楽死に使用されるバルビツール酸系催眠薬を必ずしも破壊しません。
以下
添加物と防腐剤について
ペットフードはどう作られるか?
ペットフード用のラベルについて
栄養価への影響
汚染物質について
がレポートされています。
API(Animal Protection Institute of America)って?
APIは全ての動物に対し人道的な扱いをするよう、情報の提供、教育そして啓発活動を目的として 1968年に非営利の団体として設立されました。
主にコンパニオンアニマル、野生生物、動物の保護立法、食物、、実験動物、学校での教育を主な活動対象としています。
本部をカリフォルニア州サクラメントに置いています。と紹介されています。
原文はこちら
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