昼食は、ここで。
この器の中に、ゆば料理の数々。
栗入りのおこわも。
下階は、売店。
最後の訪問地、
大谷資料館。
大谷は、「おおたに」ではなく、「おおや」。
つまり、大谷石(おおやいし)の採掘場。
大谷石とは、栃木県宇都宮市大谷町付近一帯から採掘される、
流紋岩質角礫凝灰岩の総称。
一般の人々の目に触れることなく
「未知なる空間」と呼ばれた、地下採掘場跡。
階段を下がります。
その広さは、2万平方メートル(140m×150m)、深さは、30m。
地下の巨大建造物を思わせる景観は、圧巻です。
採掘が本格的に始められた江戸時代の中頃から、
機械化になる1960年(昭和35年)頃までの道具といえば、
数本のツルハシ類と、
石を運ぶときに使われた背負子ぐらいしかありません。
手堀り時代には、
150㎏もある石を1本1本背負って、
採掘場から運び出していましたが、
機械化後の現在では、
モーター・ウインチにより、巻き上げられています。
輸送方法も、筏、馬の背中、馬車、トロッコから、
鉄道やトラックへと変わり、
今ではほとんどトラック輸送が中心です。
この巨大地下空間ではコンサートや美術展などが開かれたり、
地下の教会として利用されるなど、
イベントスペースとしても注目を集めています。
景観が珍しいことから、
数々の映画、ドラマのロケ地になりました。
公式サイトの写真。
再び地上へ。
途中、「町の駅」に立ち寄り、
この駅で、
スペーシアXで浅草へ。
最後は、東京駅から高速バスで帰宅。
コロナで我が家の旅行も長期中断。
記録を見ると、最後の旅行は
3年前の2020年10月の掛川・浜松の旅。
これはレンタカーを借りての個人旅行でしたが、
バス旅行は2019年9月の寸又峡、大井川鉄道のツアーが最後。
4年ぶりということになります。
久しぶりのバスでの移動、疲れました。
以前は1週間バスに揺られるなど、
なんてこともありませんでしたのに。
やはり歳でしょうか。
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