
ミズダコです。




いくら急いでいても、このオレンジ色の唇を撮らないわけにはいきません。

どっちかな? ちょっと粘れば区別がつきそうだったんだけど、粘らないことにしました。


今回は、すごくいい子だな・・・と思いました。寄ってきてくれるのですよ。松島に慣れて来たということでしょうかね。




展示としては、ギヤマン→カブト→スナイロ・・・の順なんだけど、ちょっと順番を入れ替えて、今回のトリをカブトクラゲくんに飾ってもらうことにしました。何と言っても、櫛板がきれいです。本来は無色透明なんだけど、光の屈折だか反射だかの関係で、虹色に変化するんですよ。
この写真でもある程度はわかってもらえると思うんですが、赤・緑・青などの鮮やかな光が櫛板のところを走っていきます。とんでもなく美しいです。
カブトクラゲの仲間には、フウセンクラゲとかウリクラゲというのがいて、これらの総称が「クシクラゲ」ということになります。この「クシクラゲ」というのは「門」にします。「有櫛動物門」です。そんな門の名前、初めて聞きました。
いわゆるクラゲは「刺胞動物門」です。この門には、イソギンチャクやサンゴなども含まれます。でも、クシクラゲは含まれないわけです。つまり、クシクラゲ(カブトクラゲ、フウセンクラゲ、ウリクラゲ)は、クラゲという名前はついていますけど、クラゲではないんですね。びっくりしました。
もっとも、昔は「刺胞動物」と「有櫛動物」を一緒にして「腔腸動物門」としていたんですよ。だから、大騒ぎするようなことでもないのかな。
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