カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・磊々峡雪景色

2013年12月30日 | ★仙台市の風景  

 秋保大滝(あきうおおたき)に行った後、磊々峡(らいらいきょう)に寄りました。覗橋(のぞきばし)のところ、秋保温泉郷の入り口のところです。


 同じ秋保とは言っても「心の中の国境の長いトンネル」のこっち側なので、ところどころに雪が残っているという感じですね。






 天気はよかったです。風もなかったし。難を言えば、雪融けで遊歩道がぬかるんでいたりして、ちょっと歩きづらかったですかね。


 路面電車です。
 ここにこういうものがあるというのは前から目にしていたのですよ。でも、何なのか、まったく知りませんでした。行ってみることにしました。


 「ボギー車100型」という電車だそうです。
 1952年、新潟鉄工所で製作され、仙台市電(原町線)を走る。
 1976年、仙台市電の廃止に伴い、長崎電気軌道に譲渡。長崎市内を走る。
 2000年、廃車。
 2001年、現地(元・秋保電鉄の終着駅)に展示。
 仙台で24年、長崎で24年、48年間も走り続けたんですね。一体、何人の人が乗ったんでしょうか。おつかれさまでした。
 それにしても、引退後の展示場所が秋保電鉄(1961年に廃止)の駅だというのも、なんか、奇縁ですね。


 運転席は車両の前後それぞれにあります。当然のようにそっくりなんですけど、ハンドルみたいなのがついているところ、こっち側が日立製なのに、反対側のは三菱製なんですよ。
 最初は前後とも同じメーカーだったんだけど、メンテナンスのときにどちらを別のメーカーのやつにしたのかな・・・なんてことを考えました。昔は、物を大事に使ったんですね。


 ← 応援クリック、よろしくお願いします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿