カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

ガガ

2012年01月10日 | ☆野鳥とか    

 ラジオ・ガガとか、レディ・ガガと勘違いして来てくださった皆様、いらっしゃいませ。一緒に、トリインフルエンザについて考えましょう(笑)
 今回の記事は、白石川河川公園(蔵王町)のカモさん(+α)なんですけど、主役はオナガガモです。カエサルは、この「オナガガモ」のことを「ガガ」と呼んでるんですよ。これはメスなので、レディ・ガガかな?


 ガガ「ちょっと、アタシの写真を撮るときは事務所を通してよね」


 白石川には先月の5日に行ったんですけど、とにかくガガがいっぱいいました。ガガガガガガガガガガという感じ。


 この階段のところも、ガガたちのお気に入りスポットのひとつですね。前にも書いたけど、オスとメスとがそれぞれに列をつくるという傾向があります。


 キンクロハジロ。カエサルは、キンクローと呼んでいます。
 この写真を見てみると、キンクローの頭は「黒」ではなく「紫」ですね。構造色というやつでしょうか。


 キンクローの変顔。
 水中に入れていた顔を、水上に上げた瞬間だと思います。えーと、シャッタースピードは800分の1秒ですね。意識して撮ったわけじゃないんですけどね。それで、水の動きがこれくらい止まっちゃうんですね。ちょっと勉強になりました。


 ヒドリガモのカップル。
 一見、全然違う鳥みたいに見えますけど、くちばしなんかはそっくりです。
 ・・・と、なんか大発見をしたような気になったわけですけど、前の写真を見てみると、キンクローも同じようなくちばしをしているんですね。次の写真を見てもらうと、ホシハジロも同じようなくちばしをしているということがわかると思います。
 まあ、みんな、なかよしなんだね。


 手前から、オナガガモ、オオバン、ホシハジロ。
 同じ所にいる水鳥さんなのに、ちょっとした体の向きで、写真の写り方が全然違います。面白いと思いました。
 この写真ではホシハジロの目だけが光っていますが、その前後に撮った写真ではガガやオオバンの目が光ったりしていました。


 基本的にはガガの群れなんだけど、他の水鳥たちも平気で混ざってきます。さっきの写真みたいに、何種かの水鳥が同じフレームに入るということは珍しくありません。でも、カルガモはそういうところに入って来ないんですね。数としてはガガの次くらいに多いのに、下手をすると、いることに気がつかなかったりもします。






 まあ、とにかく、ガガたち、みんな元気でした。

 先日、角田市で見つかったオオハクチョウの死骸からトリインフルエンザが検出されたそうです。宮城県内では初めての検出ということになります。
 一口で言っちゃうと、トリインフルエンザが人間に害を与える可能性は極めて低いわけです。カエサルの調べた範囲では、そういうことになります。
 でも、害を与える可能性がないというわけではないし、実際、海外ではトリインフルエンザが原因で亡くなっている方もいます。さらに、パンデミック(感染爆発)の危険性も指摘されていて、その場合、最大で5億人の死者が出るという試算もあるそうです。絶対に安全などとは言えないわけです。
 こういうの、どう考えればいいのか、本当に難しいですね。水鳥さんたちにエサをあげたいという気持ちは山々なんだけど、万が一、億が一のことも考えると、安易なことはできません。でも、そのために、水鳥さんたちを餓死させていいのか、家禽さんたちを殺処分してしまっていいのかと考えると、それは許せないと思ったりもします。難しいです。


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