2月10日から11日にかけて、潮来(いたこ)を描いてみました。 茨城県潮来市、カエサルが生まれ育った町です。 | |
もっとも、元画像は「水郷佐原水生植物園」、千葉県香取市にある市営の植物園です。潮来市(旧・潮来町)と香取市(旧・佐原市)は利根川(常陸利根川)を挟んで隣接していて、同じような観光施設があるのです。 | |
ネットからダウンロードした昔のニュース画像を見ているとき、「あ、潮来だ!!」と思いました。キャプションで佐原だということはわかったのですが、カエサルとしてはあくまでも潮来の絵として描きました。聞こえてくるのは、佐原囃子ではなく、潮来節です。 揃うた 揃うたよ 踊り子が揃うた 秋の出穂より よく揃うた 潮来出島の まこもの中に あやめ咲くとは しおらしや | |
11日の00時04分のものです。Aです。 描き始めたのは10日の23時過ぎだったと思うので、約1時間後ということになります。 | |
今回の作画サイズは900×696、「水彩」で描きました。このときの筆の太さは5%、うすめ液は0%です。 | |
とりあえず、真ん中の「潮来花嫁さん」や「娘船頭さん」から描き始めました。 | |
00時56分、Bです。 Aを描いてから52分後、描き始めてから約2時間後です。 | |
筆の太さなどは変えていません。基本的に、ずっと同じ太さの筆で書き続けるつもりでいました。 | |
この絵の場合、中心に舟があって人が乗っているわけですけど、本当の主役は、その前景や背景のアヤメたちだと思っていたので、手を抜くわけにはいかないと思っていました。 | |
02:02、Cです。 Bを描いてから1時間6分後、描き始めてから約3時間後です。 | |
Bを描いた後、下側のアヤメとかを描いたんですけど、ここは筆の太さを10%にしてザクザクと描きました。このへんは作業効率もググンと上がって快調快調でした。でも、その上の川や向こう岸を描くときは、筆の太さを5%に戻しました。 | |
実は、ここまで描いたとき、完成したと思ったのですよ。達成感に浸りつつ、全体を見てみたら、右上の方が空白のままだったので吃驚しました。 描いているときは、元画像と重なっているし、その一部分を拡大した状態になっているので、そういうことがわからないんですね。 | |
02:46、完成です。 Cを描いてから44分後、描き始めから約4時間後です。 | |
潮来は、観光地です。毎年、たくさんの観光客が訪れます。 子供の頃、観光バスにギッシリと乗っている人を見て、「あの人たち、みんな、旅行しているんだ」ということに気づいたことがあります。自分が生活しているところに観光として訪れるということが不思議だったし、うらやましくもあったわけです。 | |
去年、みちのくYOSAKOIまつり を観ていたとき、「揃うた 揃うたよ 踊り子が揃うた 秋の出穂より よく揃うた」という「潮来節」が聞こえて来てびっくりしたことがあります。 それがカエサルの聞き間違いだということがわかったのは、朝倉さやさんの「花笠音頭」を聴いたときですね。花笠音頭には「そろたそろたよ笠おどりそろた秋の出穂よりまだ揃ろた」という歌詞があるのです。潮来節のパクリということになりますけど、民謡っていうのはそういうものらしいです。 ちなみに、潮来節は、18世紀に、江戸で大流行したんだそうです。この潮来節が元になって「よしこの節」がつくられ、さらに「都々逸」に発展していきます。7・7・7・5というリズムのものは、潮来節の末裔と言ってもいいんじゃないかと思います。 潮来って、そういうところだったらしいです。 | |
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