徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方

2007年06月13日 | ★★★★



ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方
おすすめ度
原題:The Life and Death of Peter Sellers
制作:2004年 イギリス アメリカ
制作:フレディ・デ・マン
監督:スティーヴン・ホプキンス
脚本:クリストファー・マーカス
出演:ジェフリー・ラッシュ シャーリーズ・セロン ジョン・リスゴー エミリー・ワトソン ミリアム・マーゴリーズ スタンリー・トゥッチ スティーヴン・フライ

名優ピーターセラーズの俳優人生を描いた作品「ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方」です。

1950年代、イギリスのラジオ番組へ出演していたピーター・セラーズ(ジェフリー・ラッシュ)は、母(ミリアム・マーゴリーズ)の強い勧めで、オーディションを受けまくり諦めかけていた映画俳優の夢を叶えます。ある日ピーターは、共演者のソフィア・ローレンに恋をします。それをぬけぬけと妻に宣言するピーター。呆れた妻は遂に家を出て行ってしまいます。失意のなか、「ピンクの豹」のクルーゾー警部役が舞い込んできます。映画は見事大ヒットし、私生活では美人女優ブリットと結ばれ幸せいっぱいのピーター。しかし、突然心臓発作で病院へ搬送されてしまいます。何とか一命を取り留めたピーターですが、その頃からコメディを卒業し、シリアスな正統派役者としての道を進もうとします。

ピーター・セラーズは私のお気に入りの役者さんの一人です。本当に素晴しい役者さんだと思います。何とも絵に描いたような「愛すべき役者バカ」ですねー。物凄い女好き(笑)そして懲りない(爆)(亡くなるまでに4人の女性と結婚しています)正直こんな無茶な人だとはこの作品を観るまで知りませんでした。

いやあ、笑いました。見事なピーター・セラーズショウでした。ジェフリー・ラッシュ恐るべし!実在する(した)作品の性格上、映画界の大物監督や名作がたくさん出てきます。博士の異常な愛情のくだりはそっくりすぎて笑っちゃいました。男前すぎるキューブリック。そして、しゃくれ過ぎてるブレイクエドワーズ(いいぞ!ジョン・リスゴー!!笑)。

いやいや楽しい作品です。観終わった後若干テンションが上がっちゃってる自分がちょっと恥ずかしい(笑)とりあえず、まだ観てないピーター・セラーズ出演作品をのんびりとチェックしてみたいと思いました。

ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方@映画生活
前田有一の超映画批評



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