ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

蝉の声。

2007年09月28日 | Weblog
ふと聞こえてきた蝉の声、

おーしつくつく、おーしつくつく。
ツクツクボーシが、とっても元気に鳴いている。

そういえば、8月はクマゼミの声しか聞こえてこなかった。
アレはクマゼミの声がでかすぎるからではなくて、
あまりの暑さにツクツクボウシが地上に出てくるのを躊躇していたからなのか?

この時期まで蝉の声が聞こえてくるなんて記憶が無いけど、
でも、ただ単に、私がぼ~っとしているからかも。
普通なのか異常なのか。
いや、やっぱり、へんだよね?
10月まで鳴いていたら、変だということにする。
9月もあと2日。頑張って鳴いていてくれ、蝉君。
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私のおススメ 「空想自然科学入門」アイザック・アシモフ

2007年09月28日 | Weblog
う~ん。今回の話題は、ちょっとマニアックかも。
トラックバック練習板「おススメの本」の紹介です。
濫読状態は相変わらずですが、段々集中力が落ちてきて、1冊にのめりこむことが出来ない。おまけに、のーみその老化が進んできたためか、最近読んだ本はなかなか頭に残らない。
そんな私のおススメ。どうせなら、みんなが書かない種類のものを書いてみよう。うんと昔に読んだ科学エッセイシリーズです。別名、「元祖トリビア」(ホントか?)

空想自然科学入門 (ハヤカワ文庫 NF 21 アシモフの科学エッセイ 1)
アイザック・アシモフ,小尾 信彌,山高 昭
早川書房

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うんと昔だし、このシリーズはたくさん出ているので、どれがどれやら混乱してますが、
とにかく、SF界の雑学王アシモフおじさんが、科学数学自然歴史etc.を、
面白おかしく紹介してる本だと思ってもらうといいかと思います。
例えば、強く記憶に残っているのは、
人口の増加の危機への警告の際、何年後には何億人になるかを計算し、ついでに、
「宇宙の質量を全部人間に変換したら、何人分になるか」ということも至極真面目に計算し、
「もちろん、人間だけでは生存を維持するのは無理なので、もっと以前に人口爆発の限界は来る」
と、これまた至極真面目に(?)断言したりしています。
計算が大好きで、色んな仮定の下に色んな計算をしていますが、
時々計算間違いがあったりするのもご愛嬌。
知識を持つだけでなく、持った知識をフルに使って面白がっている、
物知りおじちゃんのおしゃべりを聞いてるような気分になる、愉快なエッセイです。

もともと私はこの傾向の話が嫌いではないのですが、amazonの書評でも、
数学嫌いの人にも楽しめた、と書いてあるものもありましたので、
大丈夫(何が?)と思います。

あ、ちなみに、このアシモフおじさんは、
数年前に映画にもなった「アイ・ロボット」の原作を書かれた方で、
映画と原作「われはロボット」とは、ずいぶん違った雰囲気の作品です。
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
アイザック・アシモフ,小尾 扶佐
早川書房

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「われはロボット」を子供向けに書かれた物が「くるったロボット」
くるったロボット
アシモフ,小尾 芙佐,和田 誠
岩崎書店

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小学生の時に読んで、SFに熱中するようになったきっかけの本です。
(ただし今はSF系はほとんど全く読んでません。)

アシモフおじさんは1992年に亡くなりました。泣きました。
その時点でまだ邦訳されていない科学エッセイシリーズがあると聞いたのですが、
本当でしょうか。
続きが出版されることをずっと待っていたのですが、今の所情報が無いので、
これから出版されることは無いのかも。残念。
コメント (2)
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