ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

翻訳サイトって。

2012年09月20日 | フランス語
えー。
昨日の口直しにフランス語の話などしようと思ったのだけど、
口直しになるかどうか…。

定期購読している雑誌が何誌かあるんですが、
近年気力の退化で、読み終われないでつんである本が増えてきた。
でも、ちょっと読み始めると、連載とか読み返してしまって、
1回目で気付かなかった伏線に気付いたりして、
やっぱりプロの表現力はすごいなあとか、
久しぶりに夢中になって読んでいたら、
とあるシーンで、固まってしまいました。

フランス語が何箇所か出てきたんだけど、
どう考えても、おかしい。それもほとんどの部分が。
単純な綴りミスもあるし、
こんな単語の組み合わせで話したことなんてないぞ、
というものが、ぞろぞろ…。

変だよね、このフランス語…。
ここは単数じゃないと思うけど…、主語がおかしい…、アポストロフィの位置が変…。
大好きな話で、コミックスももうすぐ出るらしい。
多分このフランス語の部分も入る。
これは…、編集は気付かなかったのか?
普通、フランス語の話せる人とかに確認して本にするよね?
私が気付くような間違いがなぜこんなにあるんだ?

でも、自信もなかったので、S先生(ネイティブ。パリジャンだと)に確かめてみたけど、
だいたい私のチェックであっているという事。
「これは、あり得ないですねえ」と言われました。やっぱり。

何故こんなことが起きたのかと色々考えましたが、
ふと、「翻訳サイトを使ったのかな}と思って、
翻訳サイトで入れてみた。そしたら、雑誌に載っていた言葉、
S先生の言う「あり得ない」言葉が出てきました。
日本語では全く別の意味になる言葉が。
それも、雑誌に使われているのと同じものが、どんどん。

すみません、回りくどい話し方だよね。
どの本か特定されるのもどうかな、と心配したりして。

たとえば、「おかえりなさい」を翻訳すると、「Maison bienvenue」となる。
私は、おかえりなさいに決まった言い方はないが、
普通は、状況によって「Bonjour」「Bonsoir」等を使うと聞きました

ちなみに、「Maison bienvenue」を翻訳させると「喜ばしい家」と出てきました。

いくつかサイトを変えて確かめてみたけど、ほとんど結果は同じでした。
ああ、やっぱり翻訳サイトをまる写しして、専門には尋ねず、さらに転記する時に転記ミス…。
ということかなあ。
ほんとうに、社内にチェック役する人いないんだ…。
そういえば、この会社の別の雑誌で、タイトルの単純なフランス語、綴りが間違えてました。
タイトルは、顔でもあるんだよ。チェックしてよ~~


私が言わなくても読者の中にはフランス語堪能な方がいて、きっと指摘してくださってるよね。
きっと、コミックスは手直ししてもらってるよね、
と思いつつ気が休まりません。

ああ、3時間の睡眠時間では脳が働かん。
文章が、めためただ。
トニック今回翻訳サイトを過信しては駄目だという事は判明したと思います。
ある程度の知識を持ってないと、今回のことのようになってしむ。


とにかくちゃんとしたコミックス出してね!買うから。
もう一回あの怒涛の物語をたっぷり味わいたいから。
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