早いものでもう2月。
1月は、「茶遊庵」の体験会もあり、あっという間に過ぎた気がします。
おかげさまで無事、日曜日と平日の2日間の『はじめての抹茶体験』を終えることができました。
初日の様子は「茶遊庵」HP、「茶遊庵」インスタからご覧になれます。
https://sayuuan.amebaownd.com/pages/5747977/page_202201241310
https://www.instagram.com/p/CZErv9KPtAk/
初日は、4組の親子、大人のお客様お二人、
25日は、大人の方お二人をお迎えしました。
まずは、床の間のお話から。
掛軸は、前大徳 宗鏡寺 戸上明道老師の”好日”
竹一重切の花入に水仙。
お正月ならではの”ぶりぶり香合”
この字を一目見て、好き!と思って求めた掛軸。
”好日”は”日日是好日”の下の二文字をとったもの。
雨の日も晴れの日も、いいことがある日も、悪いことがある日もある、その全てを受け入れ、良き日としましょう、どんな日でもよい日になるように努力しましょうなど、色々な解釈ができます。
私は、「茶遊庵」の始まりの一日、
皆さんとの出会いをお互いにとって好き日としたいという思いで、
かけさせて頂きました。
ぶりぶり香合も、これが香合?大きいですねという感想でした。
こちらの和室は床の間も広いので、ぶりぶり香合はなかなか見栄えがしました。
その後、客座にご案内。畳のお話、座る位置、坐り方、お辞儀の仕方などを簡単にお話。
畳のどの位置、何目のところに座る?
お辞儀には3種類あって・・・
何のためにお点前を学ぶのか?などなど。
お菓子は、折角なので、季節の上生菓子とお干菓子と両方を準備しました。
本来は濃茶には生菓子、薄茶には干菓子をお出しするという話をしたところ、
「知らなかった」・・・・私も初心者の時、知りませんでした。。。。
オミクロン株の急増のため、お菓子はパックのままお出しすることに。
色々な名前の和菓子に触れてほしいので、種類を変えて準備しました。
なかなか華やかです。
どんな銘か、わかりますか?
まだ1月ということで、お正月の取り合わせ、おめでた尽くしでお道具を準備しました。
私はほとんどお道具を持っていないので、これまで頂いたものや新しく求めたものばかりです。
持っているお道具で出来ることは限られますが、皆様に楽しんで頂けるように徐々に集めていこうと思います。
今回使ったお道具の中で思い出深いのは、こちらの平棗。
日の出鶴蒔絵 清斎作
最初の師匠の初釜で、福引で引き当てたお道具。
先生が大切にされていたものです。
あとでこっそり、先生が「あれはいいものですよ」と教えて下さったのも懐かしい思い出です。
平点前で一服して頂いた後に、茶道マメ知識となるプリントについて一通りお話し、
お子様たちは、スペシャルプリントの記入。
準備したプリントも楽しんで頂けたようでホッとしました。
その間に、大人の方には「茶遊庵」のコースの説明をしました。
「茶遊庵」には、大きく分けて、大人茶道と親子茶道があります。
大人茶道では、忙しい大人のために、3回で盆略点前を形にするというコースを作りました。
3回で一通り和室でのふるまい、盆略点前の流れを掴んで、自宅でお点前を楽しんで頂けるようにします。
これができれば、テーブルで、家にあるポットやカフェボールで抹茶が楽しめるようになると思います。
美しい所作を学びたい方は更に3回通っていただき、盆略点前を磨きます。
それが終わって更に学びたければ、薄茶平点前を学びます。
親子茶道は、幼稚園生~小学生のお子様と親御さんと一緒のお稽古になります。
お子様は年齢や性格でペースが違うので、基本的に月二回のお稽古になっていて、大人と同じく
盆略点前から入ります。
おかげさまで親子さんと大人の方三名が早速お稽古を始めることになりました。
親子3名様は、お母様がお忙しいため、親子3人で月1回、お子様2人だけで月1回通うという方法を取りました。お子様は月2回、お点前をしっかり定着させ、1回はお母様ともお茶の時間を共有するというのはいい方法かもしれません。
大人の方は、お一人は、お稽古をされていて少し前に師匠が亡くなられ、この先茶道を続けるかどうか迷っている方でした。
確かに、ご紹介でもない限り、新しい社中に入るというのはとても勇気がいることです。
「茶遊庵」では、電気炉で全て整った茶室ではないので相伝稽古まではできませんが、
「茶遊庵」で楽しみながらこれまでのお点前を復習して頂き、いい先生が見つかったらそちらに移るというのもいいかもしれないとなり、いらっしゃることになりました。
初心者の方を対象に考えていましたが、そういう風に使って頂くのもいいなと思いました。
以前習っていたけれど、途切れてしまった大人の方もよかったらお越し下さい。
お二人で参加された方は学生時代のご友人同士。
幼稚園のお子様がいらして、親子茶道か大人茶道か迷われていましたが、まずは大人茶道で平日に盆略点前を学び始め、お子様がもう少し大きくなったら親子茶道にシフトすることも視野に入れて通われることになりました。
お子様と一緒に習うというのも素敵ですが、幼稚園生だとまだまだ落ち着かないので、まずは大人だけで静かな時間を楽しむのもいいですね。
あとでご自身がお子さんに教えながら一緒に学ぶこともできますし。
色々お話する中で、その方にとって心地よい方法で「茶遊庵」で茶道と関わって下さったらと思います。
迷っている方がいらっしゃいましたら、一度是非体験にお越し下さい。
2月の予定はコチラです。
https://sayuuan.amebaownd.com/pages/5601655/page_202112051513
2月は2回の体験会、大人茶道も始まります。
しっかり準備して、皆様をお迎えしたいと思います。
<ご参考>
親子と大人のための茶道の会「茶遊庵」へようこそ
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/1a97eda033054295fdbab52547c69071?fm=entry_awp
1月は、「茶遊庵」の体験会もあり、あっという間に過ぎた気がします。
おかげさまで無事、日曜日と平日の2日間の『はじめての抹茶体験』を終えることができました。
初日の様子は「茶遊庵」HP、「茶遊庵」インスタからご覧になれます。
https://sayuuan.amebaownd.com/pages/5747977/page_202201241310
https://www.instagram.com/p/CZErv9KPtAk/
初日は、4組の親子、大人のお客様お二人、
25日は、大人の方お二人をお迎えしました。
まずは、床の間のお話から。
掛軸は、前大徳 宗鏡寺 戸上明道老師の”好日”
竹一重切の花入に水仙。
お正月ならではの”ぶりぶり香合”
この字を一目見て、好き!と思って求めた掛軸。
”好日”は”日日是好日”の下の二文字をとったもの。
雨の日も晴れの日も、いいことがある日も、悪いことがある日もある、その全てを受け入れ、良き日としましょう、どんな日でもよい日になるように努力しましょうなど、色々な解釈ができます。
私は、「茶遊庵」の始まりの一日、
皆さんとの出会いをお互いにとって好き日としたいという思いで、
かけさせて頂きました。
ぶりぶり香合も、これが香合?大きいですねという感想でした。
こちらの和室は床の間も広いので、ぶりぶり香合はなかなか見栄えがしました。
その後、客座にご案内。畳のお話、座る位置、坐り方、お辞儀の仕方などを簡単にお話。
畳のどの位置、何目のところに座る?
お辞儀には3種類あって・・・
何のためにお点前を学ぶのか?などなど。
お菓子は、折角なので、季節の上生菓子とお干菓子と両方を準備しました。
本来は濃茶には生菓子、薄茶には干菓子をお出しするという話をしたところ、
「知らなかった」・・・・私も初心者の時、知りませんでした。。。。
オミクロン株の急増のため、お菓子はパックのままお出しすることに。
色々な名前の和菓子に触れてほしいので、種類を変えて準備しました。
なかなか華やかです。
どんな銘か、わかりますか?
まだ1月ということで、お正月の取り合わせ、おめでた尽くしでお道具を準備しました。
私はほとんどお道具を持っていないので、これまで頂いたものや新しく求めたものばかりです。
持っているお道具で出来ることは限られますが、皆様に楽しんで頂けるように徐々に集めていこうと思います。
今回使ったお道具の中で思い出深いのは、こちらの平棗。
日の出鶴蒔絵 清斎作
最初の師匠の初釜で、福引で引き当てたお道具。
先生が大切にされていたものです。
あとでこっそり、先生が「あれはいいものですよ」と教えて下さったのも懐かしい思い出です。
平点前で一服して頂いた後に、茶道マメ知識となるプリントについて一通りお話し、
お子様たちは、スペシャルプリントの記入。
準備したプリントも楽しんで頂けたようでホッとしました。
その間に、大人の方には「茶遊庵」のコースの説明をしました。
「茶遊庵」には、大きく分けて、大人茶道と親子茶道があります。
大人茶道では、忙しい大人のために、3回で盆略点前を形にするというコースを作りました。
3回で一通り和室でのふるまい、盆略点前の流れを掴んで、自宅でお点前を楽しんで頂けるようにします。
これができれば、テーブルで、家にあるポットやカフェボールで抹茶が楽しめるようになると思います。
美しい所作を学びたい方は更に3回通っていただき、盆略点前を磨きます。
それが終わって更に学びたければ、薄茶平点前を学びます。
親子茶道は、幼稚園生~小学生のお子様と親御さんと一緒のお稽古になります。
お子様は年齢や性格でペースが違うので、基本的に月二回のお稽古になっていて、大人と同じく
盆略点前から入ります。
おかげさまで親子さんと大人の方三名が早速お稽古を始めることになりました。
親子3名様は、お母様がお忙しいため、親子3人で月1回、お子様2人だけで月1回通うという方法を取りました。お子様は月2回、お点前をしっかり定着させ、1回はお母様ともお茶の時間を共有するというのはいい方法かもしれません。
大人の方は、お一人は、お稽古をされていて少し前に師匠が亡くなられ、この先茶道を続けるかどうか迷っている方でした。
確かに、ご紹介でもない限り、新しい社中に入るというのはとても勇気がいることです。
「茶遊庵」では、電気炉で全て整った茶室ではないので相伝稽古まではできませんが、
「茶遊庵」で楽しみながらこれまでのお点前を復習して頂き、いい先生が見つかったらそちらに移るというのもいいかもしれないとなり、いらっしゃることになりました。
初心者の方を対象に考えていましたが、そういう風に使って頂くのもいいなと思いました。
以前習っていたけれど、途切れてしまった大人の方もよかったらお越し下さい。
お二人で参加された方は学生時代のご友人同士。
幼稚園のお子様がいらして、親子茶道か大人茶道か迷われていましたが、まずは大人茶道で平日に盆略点前を学び始め、お子様がもう少し大きくなったら親子茶道にシフトすることも視野に入れて通われることになりました。
お子様と一緒に習うというのも素敵ですが、幼稚園生だとまだまだ落ち着かないので、まずは大人だけで静かな時間を楽しむのもいいですね。
あとでご自身がお子さんに教えながら一緒に学ぶこともできますし。
色々お話する中で、その方にとって心地よい方法で「茶遊庵」で茶道と関わって下さったらと思います。
迷っている方がいらっしゃいましたら、一度是非体験にお越し下さい。
2月の予定はコチラです。
https://sayuuan.amebaownd.com/pages/5601655/page_202112051513
2月は2回の体験会、大人茶道も始まります。
しっかり準備して、皆様をお迎えしたいと思います。
<ご参考>
親子と大人のための茶道の会「茶遊庵」へようこそ
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/1a97eda033054295fdbab52547c69071?fm=entry_awp
頑張ってらっしゃいますね。
行動力に頭下がります。
私など、そうした事は何一つわからず、のほほんとしております。
コツコツとした苦労こそ花開きます。
頑張ってください。
応援しております。
応援、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
今ある環境で自分ができることは何かと考えています。
お客様とお話すると自分の思っていたのとは違うご希望があったりして、勉強になります。
足りない部分も沢山ありますが、茶道の本質は崩さずに、ご希望に沿ったお稽古ができたらと思っています。
頑張ります。