『ラッシュライフ』 伊坂幸太郎
新規開拓!初めて読む作家さんです
本屋でこの人の『魔王』を手に取ったのが事の発端
ドラマ『魔王』の原作かと思い、一瞬、手に取った後
元は韓国のドラマだから、原作があったとしたら
著者は韓国人でしょう…と思い直して元に戻し…
でも、気になったので家に帰って検索。
アマゾンの書評を参考にして
この人は面白そう!という結論に達したので
私の中の『いつか読もうリスト』に何冊か追加しました
…そのなかの1冊が『ラッシュライフ』で
図書館で他の本を探している時に目の前にあったので
思わず借りてしまった…そんな出会いです。
前置きが長くなりました
感想はというと…
時系列がかなり入り組んでいて
エッシャーの騙し絵のように巧みに騙されている感じ。
何人かの視点で話が進行して行き
最後には接点がわかるようにはなっているものの
Aの視点の話のときにBがすれ違っていたり
Bの視点の話のときにCがチラッと出てきたり…
ボーっと読んでいると置いて行かれてしまう
ような気になってきます。
かなりエネルギーが必要でしたが
読み始めたら止まりたくない…でも長い
満足度: