FF12ピュアプレイ日記の1日目は、こちらからどうぞ。
◇◇◇ガラムサイズ水路◇◇◇
ラバナスタに戻ると、パンネロと別れる。
う~ん、それにしてもパンネロって特徴的な名前だぜ。
初日は忘れてたけど。
あんまりにも気になるものなので、某氏に
「パンネロの名前はパンチラとハバネロを足して2で割った名前だよね!」
というメールしたところ、
という返答があり、つーかそれ「パン」の部分はどこいったんだよとか
それじゃあネロチラなんじゃあないかとか思ったりしたもんだが、
FF12のピュアプレイとは関係ないので、この件については割愛させていただく(してない)。
さて、太陽石を手に入れるために、城に忍び込みにゆく。
城には秘密の地下通路がついているのは、もはやお約束の展開ともいえるが、
はてさて、この地下通路がまたすごい。
地下通路というか、地下水路…
…要するに下水なんだが。
下水と言うからには、剣を振るのもままならぬほどの狭さで進むシチュエーションを予想していたが、
その心配はなく、天井高いし、通路の横幅だけでもテニスができそうなくらいは広い。
ていうか広すぎだろ。
そういや、ロマサガの地下水路も広かったな。
っていうか街より遥かに広かった。あれはなんなんだ。
巨人の国に次いで、ゲーム中2番目にでかい滝まであるし。
どんな地下水路だよ。
曲は好きだったが。
そんな回想をしつつ、水路に巣くうコウモリに苦戦しながらも先に進む。
ううむ、敵が接近していることがわかるレーダーはあるが、
別の敵(ネズミ)と戦っている最中にも、壁や段差を超えてくるので厄介だぜ。
微妙にダメージもでかい(HPの10%ほどくらう)。
しまったなあ、「ケアル」のライセンスを取っておくべきだっただろうか。
ギーザ草原で敵が落とした「ロングソード」を使うために、「剣装備1」を取ってしまったぜ。
いや、まだライセンスポイント(以後LP)は残っているが…。
なるべく「ケアル」は取らない方向でいきたいなあ。
他のライセンスを取るために、「ケアル」へLPをケチるというよりも、
やっぱり、全員が全員、便利な魔法を使えるよりかは、なにかの特徴を延ばして生きたいと思うんだよね。
そう、つまり、FF5は超おもろいゲームではあるものの、
全アビリティ覚えて全員「すっぴん」や「ものまねし」とかだと、最強だけどなんか虚しい感覚というか。
FF3で忍者忍者賢者賢者みたいな。
まあそんなわけで、ヴァンは何かに特化したキャラにしたいと思う。
何かって言うか、戦士系なんだけどね。
魔法使いにするのも面白いかもしれない。が…。
おいおい考えていくか。
「ケアル」を取らない方向のため、ポーションを使いまくって、ようやく王城に到着。
うっはー、12個あったポーションが残り5しかない。
やばいぜ、7個もポーションを飲んだのか。
トイレの時が心配だ。
緑になってたりしないだろうな。
◇◇◇ラバナスタ王城◇◇◇
王城では、FF2の大戦艦のキャプテン迷路っぽい通路に突入。
うほっ。こいつはまた懐かしいぜ。
見張り兵に接触しないように動く。
危うく見つかったら「きさまら反乱軍だな!」とか言われそうである。
いや、相手は帝国だし、反乱軍もいないでもないので、そのセリフはあながち間違いでもないが、
残念ながら(?)今回は見つかっても平気である。
入口にもどされるだけだ。
FF2とは違って、帝国兵をおびき寄せることができる迷路で、ちょっとしたパズル風味になっている。
ふーむ、こいつはちょこっとした趣向がこらしてありますな。
ま、こんなものはサクサクと7回くらいやり直してクリアする。
ふっ。ちょろいもんだぜ。
さて、ようやく宝物庫まで辿り着いたが…
あれっ?ヴァン、泥棒袋わすれてるよ!どうやって持って帰るんだよ!
あの唐草模様のやつ!
つーか泥棒たる者、ほっかむりは必需品だと思うのだが、いかがなものか。
ヴァンさん、顔割れまくりじゃないっすか!
今後の生活に支障をきたしそうです。
で、なにやら女神像から出てきた宝石(魔石)を手に入れて帰ろうとすると、
そこに、怪しい二人組が現れ、ヴァンの獲物を横取りしようとする。
盗賊のプロっぽい連中だ。
一人は、「俺はこの物語の主人公だ」と言って登場した、たれ目のオッサン。
主人公はどう見てもヴァンです。
本当にありがとうござ(略
そしてもう一人は、いい歳してウサギ耳をしたアメコミ調の女(意味もなく露出度バンバン)。
怖いよママン!
ボスケテ!
つーか、お前らも「泥棒袋」持ってませんね。
何しに来たんですか。
もうっ!ルパンみたいにでっかい掃除機とか粘着銃とかそんなの用意してこいよ!
…はっ!? い、いや、そ、そうか!ここでルパン的展開を想像するなら、
こいつらが手ぶらで来ているのは、至極当然のこと!
おそらく、予めこの城に仕掛けが施してあり、きっとこれは城ごとロケットで飛び出すに違いない!
おおっ!なんという完璧なる盗みの手口!
あばよ~とっつぁ~ん!
…なんて妄想は置いておいて、(どうやって逃げたのかという方法は省かれて)二人をうまくまいて逃げるヴァン。
うほっほぉ~。だんだん坂口さんの呪いを感じてきたぜ。
こうていののろいって奴だぜ。
サンダースピアを守ってるぜ。
しかし、外まで逃げたと思ったら追いつかれ
↓
外ではなにやら、外では帝国軍と反乱軍(元ダルメシア軍?)が戦ってて
↓
王城警備の帝国兵にまで気づかれて
↓
くっ、ここは一つ協力して逃げよう
↓
とりあえず、地下水路だ!
↓
そして3人は仲間に。
(ノ∀`)アチャー
◇◇◇再度、地下水路◇◇◇
そんなわけでオッサン「バルフレア」と、ウサ耳女「フラン」が新たに仲間に加わる。
説明書を見るに、このオッサン(バルフレア)は、なんと22歳だ。
見えねえええええええ!!
だってもう、こいつ絶対にM・吉田より老けてるし!
なんだよお前、それは、どうやって時空間を捻じ曲げて生きてきたんだ!?
精神と時の部屋には、生涯2日間しか入れないはずだぞッ!?
そして、「フラン」の方は年齢不明だ。
やはり年齢を明かした上でのウサ耳はヤバイと感じての、スクウェアエニックスの配慮だろう。
…と思ったが、フランはよく見ると、人間ではない。獣人だ。
ウサ耳は、標準装備だったのだ。
きっとおばあちゃんになってもウサ耳なのだ。
獣人はなんか切ないぜ。
しかし、このフラン、なんと待ちに待った魔法使いキャラである。
「ケアル」と「ファイア」のライセンスを持っている上、二つとも最初から所持している。
うほっほぉ~。これは戦術に幅が出てきましたよ。
そんな風に眺めていると、バルフレアはのたまう。
な、なんだとー!?
そ、そのくらい俺だって知ってたもんね!
X-MEN vs STREET FIGHTER では、ガンビット使いだったんだもんね!!
まあ勝率は2割くらいだったかな。
いいじゃないか、過去の話は。
っていうか、この「ガンビット」って言われたらそっちが頭に浮かぶと思うんですが、
これが「ウルヴァリン」ってシステム名だったら、きっと訴えられいたに違いない。
さておき。
どうも今回のシステムのキモらしい「ガンビット」は、
コマンド入力をせずに、各キャラクタに自動で行動させるというものだ。
と言っても、ドラクエの「さくせん」とはちょっと違うらしい。
HPが70%以下のキャラにポーションを使う~とか、敵リーダーを狙う~とか、
雷に弱い敵にサンダーを使う~といった行動に優先順位をつけておいて、
行動条件が満たされたらそれを行うと言う、行動のパターン化なのだ。
なるほどねえ。
たしかに、人数が多くなってくると、このリアルタイム戦闘は制御しきれないしな。
かつ、ガンビットを使っていても、コマンド入力すればそっちを優先するので、
なかなかにフレキシブルにもなり得る。
はてさて、これはどう転ぶか。
しばし使ってみてからのお楽しみでござるな。
ここは一つ、ガンビットをONでいってみるぜ。
ついでに、ヴァンの行動もガンビットに任せてみることにする。
敵を倒したあと、思わず次の敵にターゲットし忘れることがままあるので、
これがあれば、自動で近くの敵をターゲッティングしてくれることであろう。
うむうむ。
なーんて言っているところに、さっそくモンスターが出てきましたよ。
いざ、バトルだぜ!
パーティ全員が一斉に行動、敵も入り混じって行動、
攻撃したりケアルをしたり、なかなか従来のFFではお目にかかれなかった光景である。
そんなザコ戦は、ガンビットのお陰でオートで攻撃、オートで回復。
コマンドを選ぶ必要すらない。
使うのはコントローラーの左スティックで移動する程度だ。
よって、左手のみでの操作である。
ふっ、ザコどもめ。
貴様らの相手は左手一本で十分だ…!
ビシバシドカ、ビシバシドカ、ビシバシドカ
よし、倒した。
・
・
・
でもなんか味気ないのはなんでだろう。
これは、アレか?
おもに、戦闘が長めなゲームや、トヘロスがないようなゲームでは、ザコ戦用に「AUTO」コマンドがあったりするが、
これはもはや、AUTOコマンドすら選んでないからなんか味気ないのか?
ま、まあ始まったばかりだ。
ガンビットで設定可能な作戦も単純なのしか出来ないし、敵もザコばっかりだ。
ここで云々言うのは早計というものよ。
そういや、今回のFFは"戦闘"と"移動"の境目がないから、
毎シリーズの伝統であった、戦闘に勝利した時に流れてた
「勝利のファンファーレ」
の曲が流れない。
戦闘システム上仕方ないことだが、せめてレベルアップの時にでも流してくれたらいいのに。
◇◇◇アマリア登場◇◇◇
地下水路を進むと、一人の少女が、多数の帝国兵相手に戦っている。
優れた剣技で敵を薙ぎ倒す様は、あたかもジャンヌダルクを連想させるが、いかんせん、多勢に無勢。
じりじりと崖っぷちに追い詰められる。
ここで、その様子を下から見ていたヴァン、
「飛び降りろー!」
とか声をかける。
まあ、いかにも飛び降りてくださいと言わんばかりの地形なので、飛び降りる少女。
そしてソレを「お姫様だっこ」でキャッチするヴァン。
ええええええええええ。
これってヒロイン決定フラグ?
っていうか、パンネロの立場はどうなるんだッ!?
昨日の予想通り、パンネロは主人公とはくっつかないのかッ!?
やっぱりパンチラとハバネロを足して2で(略
ちなみにこの少女は「アマリア」と名乗るが、どう見てもアーシェ王女です。
本当にあり(略
しかもこのアマリア(アーシェ)、なかなかに戦闘力が高い。
いや、戦闘シーンでも活躍はしているが、そういう意味の戦闘力ではない。
そんなもの、気を自由に変化できる地球人に対してはスカウターは無意味だ。
このアマリア、なんかツンデレっぽいのだ。
破壊力抜群だ。
今のところツンだけなんですがね。
そのうちデレもくるに違いない。
ますますパンネロが危うい。
いや、それよりも何よりもですね。
このアマリア(アーシェ王女)、さすがは露出度が高いダルマスカ王国のボスと言うかなんというか、
あんたスカート短すぎだろ。
近頃の女子高生のスカートすら長く見えるほどだ。
っていうかこれ、手拭いを巻いてるだけなんちゃうかと思わんばかりだ。
しかもそれも、腰の端から端まで届いてなくて、脇がスリット状になってるし。
ソニーチェックを通すために、ムービー作る人はカメラワークが大変だ。
そりゃー落ちてくるシーン、スカートに不自然な重みがついてたのもうなずけるというものだ。
ていうかあんた、本当に王女様なのか。
まったく、カワイイ顔してヴァヴァンヴァンですね、とヴァンも言ってますよ(言ってない)。
さて、4人で帝国兵を蹴散らしたあと、先に進むと、
ムービーの挿入後、スライム状のモンスター「プリン」によって、四方を囲まれる。
むむっ、イベントバトル…ボス戦の発生だぜ!
現在の状況は、こんな感じだ
↓
◎=ヴァン ☆=アマリア ○=バルフレア ◇=フラン ●=プリン
●
☆◎ ●
● ○◇
●
さて、戦闘直後、ガンビットの効果で、バルフレアとフランが、
各々別のプリンに対して「目の前の敵に攻撃」を実行してしまっている。こりゃまずい。
とりあえず、ガンビットはOFFにはしないが、個別にコマンドを実行することにする。
現在、アマリアはガンビットを編集できない自動実行キャラ(ゲストキャラ)なので、
こっちの作戦指示も聞かずに行動する。
むむん、仕方のない子だ。
アマリアの行動は変えられないので、アマリアが攻撃目標にしている敵(この場合だと、上側のプリン)に対して、
ヴァン、バルフレアは「たたかう」で撃破に向かう。
フランは、黒魔法「ファイア」で対抗だ。
とにかくこの手の戦闘は敵の攻撃力を減らすことを重視して戦う。
その為には、最初にMP尽きるまで「ファイア」を使いまくってでも、速攻撃破を目論む。
が、敵もスライムのくせして「ブライン」とか唱えてくる。厄介だ。
攻撃が当たらなくなると言うことも厄介だが、ステータスに「くらやみ」と ひらがな で でっかく表示されるのが嫌だ。
精神的ダメージだぜ。しかもなんか、キャラ真っ黒になるし。
アイテム不足気味だが、すぐさま「目薬」で治療する。
状態変化にびくつきながら戦っていたが(回避手段もないので)、
しかし、速攻撃破が徐々に功を奏してきたのか、実ダメージ量、ステータス変化ともに、すぐに減ってきて、
ついに4匹とも撃破する。
ふー。作戦成功だぜ!
作戦成功だぜ!って思っていると、
FFの伝統 「勝利のファンファーレ」 の曲が、突然流れ出す。
そして、画面に唐突に
CONGRATULATIONS!
とでっかく文字表示。そしてガッツポーズ。
なにこの演出。
びっくりした。
誰が考えたんだ、この場違いな演出はッ!?
っていうか、どう見ても通過点のザコボスにこの演出ってどうなんだッ!?
◇◇◇ボス戦◇◇◇
あれがボスかと思いきや、まだまだ地下水路は続き、なんと別にボスがいた。
炎に包まれた馬だ。
なんか体力ゲージ付きだ。
ちょっと面白い。
9年ほど前に、シューティングにも体力ゲージが取り入れられたが、ついにRPGにも出てきたか。
いや、ブレスオブファイアなんかでは最初からあったけど、ちょっとそれは毛並みが違かろう。
と、面白く感じてはいたのだが、なんというか、敵=炎なのでファイアは使えず、全員で総攻撃。
敵の攻撃を回避する手段は特になく、敵の近くにいると食らうっぽい炎攻撃も、
(ムービーじゃないけど)ムービーっぽい演出があって、その間、敵から離れることができないので、
皆でただ大ダメージ食らうのみである。
要するにパワーゲームだ。
ううーん、これはどうなのよ。
まあケアルとかポーションを使って撃破。
っていうか、プリン戦の方が面白かった!
ちなみに今度は、CONGRATULATIONS!って出てこない。
なんだったんだろう、あの演出は。
このあと、結局、先回りしていた大勢の帝国兵+スネイプ先生もといヴェイン執政官に捕らわれる。
そして刑務所送りとなってしまったヴァンたち。
果たして、これから一体どうなるのか…?
明日に続く!
◇◇◇ガラムサイズ水路◇◇◇
ラバナスタに戻ると、パンネロと別れる。
う~ん、それにしてもパンネロって特徴的な名前だぜ。
初日は忘れてたけど。
あんまりにも気になるものなので、某氏に
「パンネロの名前はパンチラとハバネロを足して2で割った名前だよね!」
というメールしたところ、
「つまり、ハバネロが物陰からチラチラ見てるってわけですね」
という返答があり、つーかそれ「パン」の部分はどこいったんだよとか
それじゃあネロチラなんじゃあないかとか思ったりしたもんだが、
FF12のピュアプレイとは関係ないので、この件については割愛させていただく(してない)。
さて、太陽石を手に入れるために、城に忍び込みにゆく。
城には秘密の地下通路がついているのは、もはやお約束の展開ともいえるが、
はてさて、この地下通路がまたすごい。
地下通路というか、地下水路…
…要するに下水なんだが。
下水と言うからには、剣を振るのもままならぬほどの狭さで進むシチュエーションを予想していたが、
その心配はなく、天井高いし、通路の横幅だけでもテニスができそうなくらいは広い。
ていうか広すぎだろ。
そういや、ロマサガの地下水路も広かったな。
っていうか街より遥かに広かった。あれはなんなんだ。
巨人の国に次いで、ゲーム中2番目にでかい滝まであるし。
どんな地下水路だよ。
曲は好きだったが。
そんな回想をしつつ、水路に巣くうコウモリに苦戦しながらも先に進む。
ううむ、敵が接近していることがわかるレーダーはあるが、
別の敵(ネズミ)と戦っている最中にも、壁や段差を超えてくるので厄介だぜ。
微妙にダメージもでかい(HPの10%ほどくらう)。
しまったなあ、「ケアル」のライセンスを取っておくべきだっただろうか。
ギーザ草原で敵が落とした「ロングソード」を使うために、「剣装備1」を取ってしまったぜ。
いや、まだライセンスポイント(以後LP)は残っているが…。
なるべく「ケアル」は取らない方向でいきたいなあ。
他のライセンスを取るために、「ケアル」へLPをケチるというよりも、
やっぱり、全員が全員、便利な魔法を使えるよりかは、なにかの特徴を延ばして生きたいと思うんだよね。
そう、つまり、FF5は超おもろいゲームではあるものの、
全アビリティ覚えて全員「すっぴん」や「ものまねし」とかだと、最強だけどなんか虚しい感覚というか。
FF3で忍者忍者賢者賢者みたいな。
まあそんなわけで、ヴァンは何かに特化したキャラにしたいと思う。
何かって言うか、戦士系なんだけどね。
魔法使いにするのも面白いかもしれない。が…。
おいおい考えていくか。
「ケアル」を取らない方向のため、ポーションを使いまくって、ようやく王城に到着。
うっはー、12個あったポーションが残り5しかない。
やばいぜ、7個もポーションを飲んだのか。
トイレの時が心配だ。
緑になってたりしないだろうな。
◇◇◇ラバナスタ王城◇◇◇
王城では、FF2の大戦艦のキャプテン迷路っぽい通路に突入。
うほっ。こいつはまた懐かしいぜ。
見張り兵に接触しないように動く。
危うく見つかったら「きさまら反乱軍だな!」とか言われそうである。
いや、相手は帝国だし、反乱軍もいないでもないので、そのセリフはあながち間違いでもないが、
残念ながら(?)今回は見つかっても平気である。
入口にもどされるだけだ。
FF2とは違って、帝国兵をおびき寄せることができる迷路で、ちょっとしたパズル風味になっている。
ふーむ、こいつはちょこっとした趣向がこらしてありますな。
ま、こんなものはサクサクと7回くらいやり直してクリアする。
ふっ。ちょろいもんだぜ。
さて、ようやく宝物庫まで辿り着いたが…
あれっ?ヴァン、泥棒袋わすれてるよ!どうやって持って帰るんだよ!
あの唐草模様のやつ!
つーか泥棒たる者、ほっかむりは必需品だと思うのだが、いかがなものか。
ヴァンさん、顔割れまくりじゃないっすか!
今後の生活に支障をきたしそうです。
で、なにやら女神像から出てきた宝石(魔石)を手に入れて帰ろうとすると、
そこに、怪しい二人組が現れ、ヴァンの獲物を横取りしようとする。
盗賊のプロっぽい連中だ。
一人は、「俺はこの物語の主人公だ」と言って登場した、たれ目のオッサン。
主人公はどう見てもヴァンです。
本当にありがとうござ(略
そしてもう一人は、いい歳してウサギ耳をしたアメコミ調の女(意味もなく露出度バンバン)。
怖いよママン!
ボスケテ!
つーか、お前らも「泥棒袋」持ってませんね。
何しに来たんですか。
もうっ!ルパンみたいにでっかい掃除機とか粘着銃とかそんなの用意してこいよ!
…はっ!? い、いや、そ、そうか!ここでルパン的展開を想像するなら、
こいつらが手ぶらで来ているのは、至極当然のこと!
おそらく、予めこの城に仕掛けが施してあり、きっとこれは城ごとロケットで飛び出すに違いない!
おおっ!なんという完璧なる盗みの手口!
あばよ~とっつぁ~ん!
…なんて妄想は置いておいて、(どうやって逃げたのかという方法は省かれて)二人をうまくまいて逃げるヴァン。
うほっほぉ~。だんだん坂口さんの呪いを感じてきたぜ。
こうていののろいって奴だぜ。
サンダースピアを守ってるぜ。
しかし、外まで逃げたと思ったら追いつかれ
↓
外ではなにやら、外では帝国軍と反乱軍(元ダルメシア軍?)が戦ってて
↓
王城警備の帝国兵にまで気づかれて
↓
くっ、ここは一つ協力して逃げよう
↓
とりあえず、地下水路だ!
↓
そして3人は仲間に。
(ノ∀`)アチャー
◇◇◇再度、地下水路◇◇◇
そんなわけでオッサン「バルフレア」と、ウサ耳女「フラン」が新たに仲間に加わる。
説明書を見るに、このオッサン(バルフレア)は、なんと22歳だ。
見えねえええええええ!!
だってもう、こいつ絶対にM・吉田より老けてるし!
なんだよお前、それは、どうやって時空間を捻じ曲げて生きてきたんだ!?
精神と時の部屋には、生涯2日間しか入れないはずだぞッ!?
そして、「フラン」の方は年齢不明だ。
やはり年齢を明かした上でのウサ耳はヤバイと感じての、スクウェアエニックスの配慮だろう。
…と思ったが、フランはよく見ると、人間ではない。獣人だ。
ウサ耳は、標準装備だったのだ。
きっとおばあちゃんになってもウサ耳なのだ。
獣人はなんか切ないぜ。
しかし、このフラン、なんと待ちに待った魔法使いキャラである。
「ケアル」と「ファイア」のライセンスを持っている上、二つとも最初から所持している。
うほっほぉ~。これは戦術に幅が出てきましたよ。
そんな風に眺めていると、バルフレアはのたまう。
「ガンビットの使い方も知らねえみたいだな」
な、なんだとー!?
そ、そのくらい俺だって知ってたもんね!
X-MEN vs STREET FIGHTER では、ガンビット使いだったんだもんね!!
まあ勝率は2割くらいだったかな。
いいじゃないか、過去の話は。
っていうか、この「ガンビット」って言われたらそっちが頭に浮かぶと思うんですが、
これが「ウルヴァリン」ってシステム名だったら、きっと訴えられいたに違いない。
さておき。
どうも今回のシステムのキモらしい「ガンビット」は、
コマンド入力をせずに、各キャラクタに自動で行動させるというものだ。
と言っても、ドラクエの「さくせん」とはちょっと違うらしい。
HPが70%以下のキャラにポーションを使う~とか、敵リーダーを狙う~とか、
雷に弱い敵にサンダーを使う~といった行動に優先順位をつけておいて、
行動条件が満たされたらそれを行うと言う、行動のパターン化なのだ。
なるほどねえ。
たしかに、人数が多くなってくると、このリアルタイム戦闘は制御しきれないしな。
かつ、ガンビットを使っていても、コマンド入力すればそっちを優先するので、
なかなかにフレキシブルにもなり得る。
はてさて、これはどう転ぶか。
しばし使ってみてからのお楽しみでござるな。
ここは一つ、ガンビットをONでいってみるぜ。
ついでに、ヴァンの行動もガンビットに任せてみることにする。
敵を倒したあと、思わず次の敵にターゲットし忘れることがままあるので、
これがあれば、自動で近くの敵をターゲッティングしてくれることであろう。
うむうむ。
なーんて言っているところに、さっそくモンスターが出てきましたよ。
いざ、バトルだぜ!
パーティ全員が一斉に行動、敵も入り混じって行動、
攻撃したりケアルをしたり、なかなか従来のFFではお目にかかれなかった光景である。
そんなザコ戦は、ガンビットのお陰でオートで攻撃、オートで回復。
コマンドを選ぶ必要すらない。
使うのはコントローラーの左スティックで移動する程度だ。
よって、左手のみでの操作である。
ふっ、ザコどもめ。
貴様らの相手は左手一本で十分だ…!
ビシバシドカ、ビシバシドカ、ビシバシドカ
よし、倒した。
・
・
・
でもなんか味気ないのはなんでだろう。
これは、アレか?
おもに、戦闘が長めなゲームや、トヘロスがないようなゲームでは、ザコ戦用に「AUTO」コマンドがあったりするが、
これはもはや、AUTOコマンドすら選んでないからなんか味気ないのか?
ま、まあ始まったばかりだ。
ガンビットで設定可能な作戦も単純なのしか出来ないし、敵もザコばっかりだ。
ここで云々言うのは早計というものよ。
そういや、今回のFFは"戦闘"と"移動"の境目がないから、
毎シリーズの伝統であった、戦闘に勝利した時に流れてた
「勝利のファンファーレ」
の曲が流れない。
戦闘システム上仕方ないことだが、せめてレベルアップの時にでも流してくれたらいいのに。
◇◇◇アマリア登場◇◇◇
地下水路を進むと、一人の少女が、多数の帝国兵相手に戦っている。
優れた剣技で敵を薙ぎ倒す様は、あたかもジャンヌダルクを連想させるが、いかんせん、多勢に無勢。
じりじりと崖っぷちに追い詰められる。
ここで、その様子を下から見ていたヴァン、
「飛び降りろー!」
とか声をかける。
まあ、いかにも飛び降りてくださいと言わんばかりの地形なので、飛び降りる少女。
そしてソレを「お姫様だっこ」でキャッチするヴァン。
ええええええええええ。
これってヒロイン決定フラグ?
っていうか、パンネロの立場はどうなるんだッ!?
昨日の予想通り、パンネロは主人公とはくっつかないのかッ!?
やっぱりパンチラとハバネロを足して2で(略
ちなみにこの少女は「アマリア」と名乗るが、どう見てもアーシェ王女です。
本当にあり(略
しかもこのアマリア(アーシェ)、なかなかに戦闘力が高い。
いや、戦闘シーンでも活躍はしているが、そういう意味の戦闘力ではない。
そんなもの、気を自由に変化できる地球人に対してはスカウターは無意味だ。
このアマリア、なんかツンデレっぽいのだ。
破壊力抜群だ。
今のところツンだけなんですがね。
そのうちデレもくるに違いない。
ますますパンネロが危うい。
いや、それよりも何よりもですね。
このアマリア(アーシェ王女)、さすがは露出度が高いダルマスカ王国のボスと言うかなんというか、
あんたスカート短すぎだろ。
近頃の女子高生のスカートすら長く見えるほどだ。
っていうかこれ、手拭いを巻いてるだけなんちゃうかと思わんばかりだ。
しかもそれも、腰の端から端まで届いてなくて、脇がスリット状になってるし。
ソニーチェックを通すために、ムービー作る人はカメラワークが大変だ。
そりゃー落ちてくるシーン、スカートに不自然な重みがついてたのもうなずけるというものだ。
ていうかあんた、本当に王女様なのか。
まったく、カワイイ顔してヴァヴァンヴァンですね、とヴァンも言ってますよ(言ってない)。
さて、4人で帝国兵を蹴散らしたあと、先に進むと、
ムービーの挿入後、スライム状のモンスター「プリン」によって、四方を囲まれる。
むむっ、イベントバトル…ボス戦の発生だぜ!
現在の状況は、こんな感じだ
↓
◎=ヴァン ☆=アマリア ○=バルフレア ◇=フラン ●=プリン
●
☆◎ ●
● ○◇
●
さて、戦闘直後、ガンビットの効果で、バルフレアとフランが、
各々別のプリンに対して「目の前の敵に攻撃」を実行してしまっている。こりゃまずい。
とりあえず、ガンビットはOFFにはしないが、個別にコマンドを実行することにする。
現在、アマリアはガンビットを編集できない自動実行キャラ(ゲストキャラ)なので、
こっちの作戦指示も聞かずに行動する。
むむん、仕方のない子だ。
アマリアの行動は変えられないので、アマリアが攻撃目標にしている敵(この場合だと、上側のプリン)に対して、
ヴァン、バルフレアは「たたかう」で撃破に向かう。
フランは、黒魔法「ファイア」で対抗だ。
とにかくこの手の戦闘は敵の攻撃力を減らすことを重視して戦う。
その為には、最初にMP尽きるまで「ファイア」を使いまくってでも、速攻撃破を目論む。
が、敵もスライムのくせして「ブライン」とか唱えてくる。厄介だ。
攻撃が当たらなくなると言うことも厄介だが、ステータスに「くらやみ」と ひらがな で でっかく表示されるのが嫌だ。
精神的ダメージだぜ。しかもなんか、キャラ真っ黒になるし。
アイテム不足気味だが、すぐさま「目薬」で治療する。
状態変化にびくつきながら戦っていたが(回避手段もないので)、
しかし、速攻撃破が徐々に功を奏してきたのか、実ダメージ量、ステータス変化ともに、すぐに減ってきて、
ついに4匹とも撃破する。
ふー。作戦成功だぜ!
作戦成功だぜ!って思っていると、
FFの伝統 「勝利のファンファーレ」 の曲が、突然流れ出す。
そして、画面に唐突に
CONGRATULATIONS!
とでっかく文字表示。そしてガッツポーズ。
なにこの演出。
びっくりした。
誰が考えたんだ、この場違いな演出はッ!?
っていうか、どう見ても通過点のザコボスにこの演出ってどうなんだッ!?
◇◇◇ボス戦◇◇◇
あれがボスかと思いきや、まだまだ地下水路は続き、なんと別にボスがいた。
炎に包まれた馬だ。
BOSS | |
ブッシュファイア ×1 |
なんか体力ゲージ付きだ。
ちょっと面白い。
9年ほど前に、シューティングにも体力ゲージが取り入れられたが、ついにRPGにも出てきたか。
いや、ブレスオブファイアなんかでは最初からあったけど、ちょっとそれは毛並みが違かろう。
と、面白く感じてはいたのだが、なんというか、敵=炎なのでファイアは使えず、全員で総攻撃。
敵の攻撃を回避する手段は特になく、敵の近くにいると食らうっぽい炎攻撃も、
(ムービーじゃないけど)ムービーっぽい演出があって、その間、敵から離れることができないので、
皆でただ大ダメージ食らうのみである。
要するにパワーゲームだ。
ううーん、これはどうなのよ。
まあケアルとかポーションを使って撃破。
っていうか、プリン戦の方が面白かった!
ちなみに今度は、CONGRATULATIONS!って出てこない。
なんだったんだろう、あの演出は。
このあと、結局、先回りしていた大勢の帝国兵+スネイプ先生もといヴェイン執政官に捕らわれる。
そして刑務所送りとなってしまったヴァンたち。
果たして、これから一体どうなるのか…?
明日に続く!