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ロック編:ポール・マッカートニー2(ポールの逆襲:ウイングス全盛期)

2006年06月21日 | 洋楽のルーツ
ウイングスはポールがビートルズ脱退後のソロアルバム等の酷評などから再起を賭けて結成したバンドでした。同じようなことをギターのデニー・レインが言っている記事を読んだ覚えがあります。彼とってはムーディ・ブルースをやめて(ムーディ・ブルースはデニーが去った後プログレッシブ・ロック・バンドとして成功を収めることになる)からの成功を賭けたバンドだったのです。デニーはメンバー交代の激しいウイングスの中で71年の結成から81年の解散まで終始一貫してメンバーであり続けポールを支えました。
ポールのウイングスには物足りなさを感じていた私ですが、73年に発表された大ヒットアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」に入っていた同名タイトル曲と「ジェット」は好きでした。その前に、シングルでは「007死ぬのは奴らだ」がありましたね。1つ前のアルバム「レッドローズ・スピード・ウェイ」には「マイ・ラヴ」が入っていて、当時から名曲とされていましたが、その頃はそれほどいいとは思いませんでした。
その後、75年「ビーナス・アンド・マース」76年「スピード・オブ・サウンド」それらを引っさげての全米ツアーはLP3枚組「ウイングスUSライヴ」や映画「ロックショウ」としても大ヒットとウイングスの全盛期を迎えます。この頃のアルバムには余裕・風格すら感じた時期でもありました。

写真は74年度のベーシスト部門第1位に輝いたミュージックライフの表紙です。
70年代中盤から後半、遂にポールの逆襲が始まりました!