全国的に冷え込んでおりますねー。
久しぶりのブログ。
みなさんもういい加減、飽きてるんじゃないですか?
2022年も残りわずか。
いよいよ2023年がやってくる。
そんな中、
思いついたように書くわけですが、
みなさんお忙しいでしょう?
今日は私の創作活動について、
お話させていただきたいと思います。
私はミュージシャン(音楽家)として、
仕事にしていきたいと若いころから
頑張ってきました。
若い時は、昼と夜を逆さにして、
創作活動また勉強に励んだものです。
当時は、
一人前になることに精いっぱいで、
今のような面白さを感じていただろうか?と。
というのは、
長い間の音楽休止を経て、
新たなる再開を始めたわけです。
今、私は作詞に凝っております。
というか、
創った詩が、こんなにもいろんな感覚を生じるなんて、
面白いなあ!と思うんです。
最近の私の作詞方法は、
一筆書きのように、
もう一挙にバーッと書き上げるんです。
ほとんど考えません。
筆の走らせるままに書いていきます。
ですから、
早いのになると、30分程度で完成します。
遅いのでも、
だいたい一筆で骨格は書き上げてしまい、
残りは、全体の構成をまとめたり、
詩の前後を入れ替えたりして、
全体的にまとめていきます。
初めは、
このことについて書こうという意図はあるんです。
それについて書き始めると、
もうだいたい出来上がりです。
それは私が生きてきた人生の中で、
様々な思いを抱き、様々なことを考えた蓄積、
それがいっぺんに吹き出てきているのだろうと感じるのです。
ある詩は、
意図しなかったのですが、
社会的背景として、バブルが弾けたころから、
あるひとつの私が抱いてきた感想。
それが出ていました。
それは社会に対するひとつの虚無感、
歌を聴くと、寒々とした虚しさが出ている。
歌っている自分の心が冷たく、寒くなるんです。
そして、
それを吐き出すことで、
虚無感を克服している自分がいる。
書いた自分がいるんです。
そして、
その書いた自分の心を観察している、
それがとても面白い。
いろいろ考えている自分がいる。
それもこれについてという、
明確な目的もない表現内容が、
それを読んでいると、
さまざまなことを教えてくれる。
私はそれを体験して、
作詞って面白いと思う。
創作するって面白いと思う。
日本語の面白さもさりながら、
言葉を操る?って、
深いなあと今更になって思うのですね。
そして、
それを歌にして、人々の前で聞いてもらう。
どう反応するんだろうと、
実に興味深いものがありますね。
作品は作っただけでは完成しないんですね。
やっぱり、
それを他者が聞くという過程が必要なんです。
作品が完成して、
その作品を見たり聞いたりする他者が、
どう反応するか。
その結果、
どういう思いを抱くか。
これが大事なんだと思う。
実に奥深いものがあるんだと、
最近になって痛感するようになりましたね。
そして、
それは思った以上に、
自己を練り上げる作業だと感じる。
個人的な作業なんだけれども、
それがライブハウスという場において、
他者を前にして発表すると、
それは新たな次元の価値を生み出す。
その作業は一連の「行為」であり、
「行動」だと思うのです。
行動には、その人の意思が必要であり、
意思を具体化するには、
強い気持ちが必要になります。
一度決めたことを、実行に移すには、
かなりの強い気持ちが必要になります。
そして、
さらにそれを継続するには、
計画性と目標とか理念とかが生まれます。
そういうひとつの「全体性」に則って、
歌を創作し、唄を歌うという「行為」が、
「行動」となって生じてくる。
そこに私は意味を感じるのですね。
それが面白いと思う。