これほほどの大混乱を迎えている時代に、
私たちは、
一体どうしていけばいいのだろうか?
そう考える時、
不安に陥る人もいるだろう、
考えたくない人もいるだろう。
それに対して、
どういう心構えでやっていけばいいのか、
それについて考えてみたのだ。
私はその時点で、
ある考えが定まって出ていた。
この変動極まりない世界に、
自分がブレないで、安定して日常を送っていくこと。
それには、
「愛」をもって生きていくことだと。
そう思ったのだ。
「愛」には、恋人に対する愛、
我が子に対する愛、
また家族に対する愛、
そして、地域社会に対する愛、
また国家に対する愛。
そして、地球・人類に対する愛。
対象は変わりながらも、
規模を変えて愛はある。
ギリシャ哲学でいうところの、
エロス、アガペーとかいうやつである。
あらゆる対象に対して、
積極的に愛情をもって生きていく。
マイナスの心ではなくて、プラスの心でもって、
日々を生きていく。
◎それが日々の生活を、
毎日を自分を見失わないで、
世界と対峙する方法だと、
そう思った。
積極的に対峙していくこと。
それが変わりゆく世界に対して、
おのれの変わらない存在を維持しながら生きていく、
「座標軸」のようなものだと、
思った。
日々の変動する世界に、自分を合わせるのではなく、
自分の不動の想いを座標軸にして、
毎日を生き、世界に対峙していく。
これを実践していこうじゃないかと。
強いプラスの想いを失うことなく、
毎日を生き続ける。
それが大切だと、そう思った。
更に付け加えれば、
これが自分の生き方だと、そう思ったのだ。
自分が回りの事情で振り回されない、
しっかりした生き方だと。