「破滅のカルマはこんなものじゃない、これは序の口である。」
開祖は、東日本大震災が起きた2011年3月27日(日)の例祭の御法話で、
そう言われたのです。
私達会員一同は、
それを聞いてとても驚きました。
なぜならば、
あの東日本大震災の凄まじさは、
地元の人間ならばよく分かるような被害状況だったのですから。
だから、
その被害を見て、
え?、と思ったのは当然だったのです。
私も、開祖のお言葉をストレートには受け取れませんでした。
ひょっとして、開祖は私達を驚かせるか、
私達の警戒の念を緩ませないために、
そう言われているのではないかと。
ですから、
その後も開祖のお言葉は
頭の中にありながらも、
開祖のお言葉を信じきれない思いでいたのでした。
ところが、
最近の様々な裏の情報や出来事を知るにつけ、
開祖のお言葉が自然に思い出されたのです。
ああ、これなのか!という思いとともに、
実感されて分かったのでした。
私も、あの天災地変にばかり気を取られていて、
あの東日本大震災よりも酷い状況というのは、
とても想像できないよ、
と思い込んでいたのです。
ですが、
そうではないんだと、人災なんだと。
今起きている世界の状況が、
開祖の言われた「破滅のカルマ」なんだ。
これが破滅のカルマなんだと分かったわけです。
一説には、「陰謀論」だとかの言葉で、
嘘っぱちだという風評をまき散らして、
焦点を散らしたり、煙にまいたりする。
そういう手で、世間の目をくらましている。
だが、
そうではない、これが真実の出来事なんだ、
実情なんだこれが。
そうか、今起きているこれが「破滅のカルマそのもの」なんだ!
そういう深い溜息とともに、思わず、私の心から漏れ出た。
嗚呼、これがそうなんだ。
今起きている、日本と世界の凄まじい状況に、私は納得したのです。
これを何とかするために、私達はどうすれば良いのだろうか?
これを何とかしなきゃいけない。
以前から分かってはいたが、改めてそう思わざるを得ない。
これが破滅のカルマなんだ。
日本の地震対策も大切だが、
今の世界の状況に対しては、どう対応するべきか。
私たちは一体、世界に目を向けているのだろうか?