燃費向上委員会福岡

カーライフと燃費向上に関しての日記です。

マグネタイザーをお勧めできない理由

2014-04-20 10:51:53 | お勧めできない理由
燃費向上グッズという目的で、マグネタイザーはユーザーとしてあまりお勧めできないような気がします。


車を乗っている人が言う台詞の1つに、「車は片道5kmの通勤とかに使うと、カタログ燃費の6掛けくらいしか走らない」 というものを聞いた人は少なくないと思います。


私の場合も、片道5kmの通勤というものにフォーカスしてみたら、そのような結果でした。


残念な話になりますが、マグネタイザーを抱き合わせで2組ダブル装着して、燃費結果は、5%くらいの向上に過ぎませんでした。


車ってどうも構造上シビアコンディションと呼ばれる単距離には向かない構造のような気がしています。


よって、片道5kmとかしか走らない人がマグネタイザーを購入し使用されても、そんなに極端に向上するとは考えられません。期待し過ぎて購入しますとガッカリされるような気がします。


私の場合、車が20年くらい乗り続けている古い車で、ヴィーシックスのショートという、V型エンジン6気筒ショートストローク型という、高速回転型のエンジンを搭載しています。


V型エンジンのショートストローク型エンジンというのは、低速でのトルクが非常に細い感じのすることで有名だったりします。


最近の悩みとして、スタート時など市街地を流れに合わせて運転していると、どうもパワー感が弱い感じがあり、「ヘタった時に出るシグナル」という症状でした。


そんな時、「カーボン除去すれば、圧縮比が改善される」と言われ試しました。たしかに高回転まで吹け上がる感じはよくなりましたが、信号機が青に変わった時にアクセルを踏むと、やはり出足がやや悪く感じました。


アクセルをガツンと踏むと、軽くタイヤが鳴き、キュッという音と共に吹け上がるのですが、何か1つ、ちょっとだけ違和感が残る感じでした。


マグネタイザーをきちんと燃料ホースに抱き合わせで1組装着したところ、エンジンが温まった時にトルク感が増していることに気づきました。


ただ、微妙な手ごたえという感じでもあった為に、更にもう1組追加してみました。


1日目は、「エンジンが温まった時に、ちょっと今までよりトルク感ましたなあ~」


2日目は、「あれれ、今日はエンジン掛けた出足からいきなりトルク感が出てきたなあ~」


3日目は、「あれれ、昨日は良かったのに、今日は少し弱いなあ~」


4日目は、「今日は気温が23℃と高くなったせいか? またトルク感が出ているなあ~」


5日目は、「今日は気温17℃と低いのに、昨日みたいにトルク感出ているなあ~」


そんな感じでした。


福岡市内の国道3号線などを流れに乗って走っていると、50kmとかで4速になり、1,500回転とかに落ちた時に、ATですので3速にシフトダウンされます。


新車の時からずっとそんな感じでした。やはり高速型エンジンの特性として、低速トルクの無さを嫌というほど感じる瞬間だったりします。


マグネタイザーを装着したら、この4速でスピードが落ちた時に、1,000回転くらいまで粘ってから3速にシフトダウンされるように変わりました。


運転している時に感じるトルク感は、どうも新車の頃よりもよくなった感じがあります。


アクセルをガツンと踏み込んだ時の一気に吹け上がる感は、V型エンジンに乗っていてよかったと感じる瞬間なのですが、そこも良くなった感じです。


ただ、走行距離が短いこともあり、燃費的にはせいぜい5%向上しただけみたいだという残念な結果でした。


最近水温計の針が遅く感じるので、「サーモスタットを自分で交換してみようかなあ~」とか考えていたのですが、水温計の針が少し早く動き出すように変わってきました。


今までは不完全燃焼というか、ひょっとしたらカーボンが蓄積してパワーダウンしていたような気がしますが、それが改善されていくかのように、早くエンジンが温まるように感じます。


車の調子が良くなると、それが嬉しかったりしますので、「これで3万円は安い」 と思ったりしました。


私の場合、車検が近づいていることがあり、乗り換えをするのか? それとも乗り続けるのか? という選択を迫られる時期なので、結果が出てきたことが余計嬉しかったりするのだと思います。


あと2年乗り続けよう!


そう考えた時に、車の買い替えとかに掛かるお金のことを考えると、「これで3万円はたしかに安い」 と感じたのです。


ただ、3万円は私にとっても大金だったりします。


ジャブジャブお金を持っていれば、わざわざこんな古い車に乗り続けていなかったような気がしますし、燃費向上グッズとかが目的であれば1万円を超える金額とかはあまり手が出ない人の方が多いような気がします。


それを考えますと、「マグネタイザーは超いいよ~」とはお勧めできず、どちらかといえば、走行距離が少ない人には、カーボンの掃除とかの見えにくいメンテナンスの部分でしか活躍しそうにはないと書いておこうと思います。


車ってね、5年乗って調子が悪くなったら、そこで買い直しをしていく方が人生楽しいと思うのです。


新しい車って、気分良いじゃないですか?


日本では、月間500~600kmの走行距離という乗り方が多いそうです。そして新車を購入し、12年とかで買い替える感じが増えたそうです。



車ってね、新車で買っても走行距離が2万kmとかでカーボンがバルブなどに付着し、エンジンの圧縮率が落ちてしまい、出足が悪くなったり、燃費が悪くなったものを自分を誤魔化しながら乗り続けている人って多いと思います。


マグネタイザーは特許を持つ商品で、ヒルトンホテル等世界的な企業で使用されています。


実際に使用しているユーザーという視点では、「さすが特許持つメーカーは違う」と満足しています。


福岡市内を混雑した昼間などに信号機で停止し、青になってアクセルを踏むと出足が良くなり、低速トルクが増大した結果、メンテナンスに掛かる費用が安くなったくらいの得でした。


運転していて、気持ちが良い!


という事に対してお金を支払える人であったり、


1台の車を長く乗り続けるようなクラッシックカーマニアの人などにはお勧めできますが、単に燃費向上が目的という人には向かないような気がします。


コメント
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