今日から、市議会議員が3班に分かれて地域に報告にまわります。
私達は6名。午前中は、北岡公民館(北郷地区)、午後は角田自治センター(角田地区)に行きました。
北郷は、22名。角田は12名の参加でした。午前は司会、午後は記録係を担当しました。(汗!)
やはり、台風第19号の”水の流れ”を知りたい質問が相次ぎました。水門の開け閉め、その際の水量、誰が責任者か等。"江尻排水機場の調査"をお願いされました。議長より「持ち帰って調査検討する」とお答えしました。
また、緊急エリアメールには、「支川の決壊など情報が送られていない、防災安全課は何をやっているのか!」等意見が出ました。市役所職員ががんばっていることは認めつつも、住民の皆さんは、命にかかわることなので本当に真剣でした。
「市民アンケート」を取ってほしい、とも要望がありました。私も今回の一般質問(市民全員アンケートを要望)で市長に要望した一つです。しかし市長はアンケートには触れず、”角田市防災会議に地域の方を入れたい”というお応えでした。被害状況がひとりひとり違うので、区長さんの話だけでは拾いきれない体験を吸い取らねばならないと思います。そして、次の防災に着実につなげなければなりません。
参加された方は、答えのすぐ出ない疑問をぶつける空しさをきっと感じていらっしゃたことでしょう。住民の方の熱さに対して、議員が(または市役所が)少々冷めているようにも感じました。たぶん、議員は皆さんより市から情報を受け取っているし、災害から4か月それぞれに見聞きした蓄積があるからだと思います。少しでも、自分がわかることを住民のみなさんに話すことが大切だと思いました。いつも、「持ち帰って、調査、検討致します」では、納得できないと思います。
そこで、私が不思議なのは、「議会」として一緒に動いたり情報をシェアしたりすることがないこと。台風第19号被害について「特別調査委員会」を立ち上げると思っていたのですが、それも無い。実は”令和の風”で、提案を2度したのですが却下されてしまいました。ですから、”議会”としてこうやった、とこたえられることはほとんど無いんです。角田市の甚大な被害を国に要望しに行ったのも、議会代表ではなく「自民党議員団」として、でした。
私は新しいから、市民感覚のままだから、特におかしいと感じるのかもしれません。でも、慣れたくないなぁ・・。(笑)