令和6年4月1日、新年度の幕開けにふさわしい”春らしい日"となりました。
県庁では、村井知事が新入職員に辞令交付している様子がテレビで放映され、「県民の為にしっかり働いてほしい」と激励をされていらっしゃいました。今日は、3月までの様々な出来事や思いを一掃して新規一転、みんなピカピカの一年生です。v(*^^*)
(事務所前の水仙・春の日を浴びて嬉しそう♪)
【はじめに】
◆ 昨年9月の選挙から先月までの半年間、阿武隈急行線の保守に注力してきました。もちろん今後も活動は続けていくつもりです。でも、このところ忙しさに甘えて、自分自身の原点(根っこ?)を忘れてきているような気がしています。原点とは、「何のために、ココにいるか」です。ですから今日4月1日から、原点を思い出すべくブログを書きたいと思います。題名は、シリーズ「日本・どこへいく」です。私が思い描く日本が、どんどん離れていく違和感を感じ始めています。
【ルーツ:日本と米国】
◆ 私はここ角田で生まれ、その後30年間東京と米国を往復しながら学業・仕事をして、またここに戻ってきました。(最初は戻るつもりなどなかったんですケド。笑)1998年から、米国シリコンバレーで、IT起業を経営していた数年間で、米国のバブル絶頂期~株の大暴落までを体験し、NYのツインタワー爆破テロを通して変わっていく米国の姿も目撃してきました。たくさんの失敗もしました。経営資金繰りや時間に追われる日々の中で、ふと気が付いたのは・・・、「日本人のすばらしさ」でした。”学ぶものは本当は日本にある”、と思いました。
(ラスベガスの展示会で;ウェアラブル・コンピュータの先駆けを装着中)
◆ 日本人は、時間は守るし契約は破棄しない(中●やロ●アは契約直前でひっくり返す文化?があるようです)・善悪美醜のたて分けがしっかりしている(靴を履いたままベッドに寝ませんし、床とテーブルの掃除道具は別です)・勤勉・争わない(人の批判はあまりしません)・感謝・そして思いやりの文化があります。そのため、多民族・多文化のシリコンバレーにあっても日本人は信頼され、丁重にもてなされる稀有な存在でした。
(自宅で:アパートは現在のレートで月36万円、プール・ジャグジー付)
◆ 米国大好きな私は「アメリカに住んでもいいや」位に思っていたのに、いざ米国から日本を見てみると「私はなんてすばらしい国に生まれ育ったのか」と気づき、今更驚くばかりでした。歴史の深さや文化の豊かさなど、日本だからこそ持ち得る宝を簡単に捨て去ろうとしている日本人(自分を含め)がいかに多いか・・、「このままでは、日本は世界でいらない国になってしまう!」と、強い危機感を感じました。そして、「日本に帰って子ども達に”日本ってすごい国なんだよ!”」と、伝えることが私のミッションなのだ。」と思ったのです。
【日本人の心】
(「甦る日本人の心」講演会で主催者あいさつ)
◆ 帰国後、東京都文京区に住まいと会社を持った私は、日本文化の講演会を多数開催しました。今では有名になった神武天皇の玄孫、竹田恒泰氏「甦る日本人の心」の講演会では、2,000人ホールが満席になりました。また、漢字の成り立ちを通して、隠れている日本の歴史や徳のある考え方を学ぶ講座等。会社では漢字のソフトウエアを開発し、学校へ導入しました。文京区には、東京大学や国立の小中学校他教育機関が多数あり、日本教育の原点のような区域です。今後、官僚や会社経営者になるだろう子ども達が、日本人であることに誇りと自信を持ち、世界で尊敬される”日本の心”を持って活動して行けば、きっと”世界の各分野でリーダー”になれる、と確信していました。
(つづきはまた・・)(^^)/