支払った消費税の半分以上はネコババされている…日本の税制は「金持ちと大企業」にあまりにも有利すぎる。 日本国民は完全にバカにされている。 by 池田 清彦生物学者、評論家
⑵ 株による収入はどれだけ儲(もう)けても税率20%
もっと問題なのは、株による収入は分離課税の対象なので、累進課税が適用されず、どれだけ儲けても税率は約20%だということだ。
つまり、働いて得た1億円だと住民税まで含めれば約5000万円の税金を取られるのに、株で1億円儲けた場合にはそのうちの約2000万円しか取られない。
これこそが、格差拡大をさらに深刻にする税制なのである。
まあ所得にしろ株の収入にしろ、その金額が膨大だからといって極端に高い税率を課したりすれば、当事者たちは全力で節税対策を講じるだろう。
その道のプロをお金で雇って税制の欠陥や抜け穴をうまく使い、時にはタックス・ヘイブンも活用して、合法的に課税を逃れようとするだろうから、結果はたいして変わらないようにも思われる。
つまり、築き上げた巨大な富から派生する余剰金の大半を寄付しているビル・ゲイツのような社会的地位の保持には義務が伴う と言うが真に浸透する世界にならない限り、格差の是正など望めないのかもしれないなぁ⁉
今、消費減税実施で物価高是正と円安是正が急務だ❕
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