２種類のたんぱく質がｉＰＳ細胞作製に関与、 京大が発見

　　ｉＰＳ細胞を作るには、細胞の時計の針を巻き戻す「初期化」と呼ぶ現象を起こす必要がある。京大の山中伸弥教授は４つの遺伝子を皮膚などの細胞に組み込むことで初期化に成功。　
　　山本助教らは普通の細胞がｉＰＳ細胞になるときに働くたんぱく質があると考え、ｉＰＳ細胞を作り出して観察した。生命の設計図であるＤＮＡから遺伝情報を読み取る過程で働くたんぱく質の中から、２種類が関係していることを突き止めた。それぞれのたんぱく質を働かないようにすると、ｉＰＳ細胞の作製効率は通常の20～50％に低下した。

バイオ分野で初の日本発ＩＳＯ規格 組み換え作物の検査

　遺伝子組み換え作物の選別などに使う検査用品「バイオチップ」で、日本の官民が提案した性能評価方法が10月末にも国際標準化機構（ＩＳＯ）の新規格として認められる。

ヒトの皮膚から関節の軟骨細胞 、ｉＰＳ細胞経由せず

　京都大学ｉＰＳ細胞研究所の妻木範行教授らはヒトの皮膚細胞から軟骨細胞を作り出す技術を開発した。ｉＰＳ細胞を使う場合の約半分で済む。

　今回と同様の手法を使って目的の細胞を得る試みは、国内外のチームが心臓や神経などの細胞で成功している。

債務上限上げ暫定案を米上院可決、 下院可決見通し

　連邦政府債務の上限引き上げ問題、国債の利払いなどが滞る債務不履行（デフォルト）は17日の期限直前で回避される見通しだ。１日からの政府機関の閉鎖も解除する方向。国債の利払いなどが滞る債務不履行（デフォルト）は17日の期限直前で回避か。

今日から臨時国会

　召集の臨時国会が15日から、産業競争力強化法案、国家安全保障会議（日本版ＮＳＣ）法案や社会保障制度改革プログラム法案。2014年４月から消費税率を８％と15年10月の10％への引き上げで医療、介護などが課題。