MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

大津川の秋に集う昆虫達 (1)

2013年10月28日 | あらかると

朝から風が無く晴れ渡り、レジャーやポタリングには最適の一日となった。

半月振りの快晴の中、一日を思う存分遊びまくろうと、
釣り道具とカメラを担いで「水元公園」に向かったのだが、
愛車の「ママチャリ号」が途中でパンク。

タイヤが磨り減っていたのでいつの日かこのような状況になるとは予想していたが、
まさか今日になるとは・・・・・今日って仏滅????(調べた結果は友引)
新車を1万3千円で買い、13年も乗ったのだからあちこち傷んでいて、
故障やパンクなどは自己修理しながら乗っていたが・・・・寿命のようで・・・

約4km、自転車を転がしながら自宅に戻った。
で・・・・
軽量ショルダーにカメラと遊べる程度の釣り道具(竿と仕掛けと練り餌)を詰め込んで、
ついてなかった南行を改め「北行」し、大津川中流域から河口(手賀沼)までポタリング。

まず出会ったのが初めて見る、黒く直線的な角ばった翅に白い紋の小型の蝶。
(帰宅後調べたら「ウラギンシジミチョウの雌」だった)
一眼レフはバックの中なのでCANON PS-A650の望遠端で一枚。
さらに近寄って、一枚の2枚しか撮れず、しかもピントの合ったのは翅を閉じ気味で・・・
が・・・「ウラギン(翅の裏が銀色)」の名の由来が撮れていた。


最初の一枚は、ピントがずれていたが、角ばった翅の様子は何となく確認できる。
ウラギンシジミチョウの雄は白い斑点がオレンジ色なので、
「雌が居るのだから雄もいるはず」的思考で次回訪問時は周辺を探して見ようと思う。


ノギクでは「ヤマトシジミ」が吸蜜中だった。


ツマグロヒョウモンもあちこちで見られた(巻頭の写真)が、
雄が多く、雌も居たものの撮ることができなかった。

ツマグロヒョウモンに似ているのが「キタテハ」で、
秋型のキタテハは夏型よりも色が鮮やかで、小さな瑠璃色の紋も美しい。


チャバネセセリ。


セイタカアワダチソウの近くの草に「蜂のような」1cmに満たない昆虫を発見。
やや危険だったがカメラを近づけて、恐る恐るシャッターを切った。
で、液晶で確認すると「カメムシ」の仲間のようである。


さらに近くには集団が・・・・
蜂でないことが判明したので思い切りクローズアップ。
名前は、背のX紋から名前がついたという「ヒメジュウジナガカメムシ」で、
集団でいることが多いという。

なぜ集団で居るのかというと、
植物の樹液を吸うために、唾液を注入し、唾液に含まれている消化酵素で硬い茎を柔らかくし吸汁するが、
一匹よりは数多く集まる事により、より吸汁しやすくなるためだといわれている。


で・・・・・
私が蜂ではないかと思うほどの鮮やかさは、昆虫の「警戒色」なのだそうだ。
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