夜来の雨が上がり、やや涼しい朝を迎えたが、
雨で空気中の塵が無くなった為か日差しが強い。
今日も昆虫達との出会いを期待して、大町自然公園へ。
キタテハよりも一回り大きいミドリヒョウモンが目の前に現れ、
私に纏わりついていたが、近くに舞い降り吸水行動を始めた。
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翅の裏側がやや緑を帯びておりこれが名前の由来になっている。
タテハチョウの仲間では最大の蝶で、8cm近くある(巻頭の写真)が、
暑さに弱く冬眠ならぬ夏眠をするため、見られる期間は短い。
ルリシジミも吸水行動をしていて、触れ合っている状態で数頭並んでいた。
最初は警戒していてなかなか近付かなかったが、
やがて足元近くに舞い降り給水を始めた。
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さらに、ウラギンシジミもやってきた。
更に直ぐ隣にはルリシジミが舞い降り、仲良く吸水行動を始めた。
蝶の世界は意外と平和なのである。
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蝶が何故吸水行動をするのかいろいろな説があったが、
吸水している蝶がすべでオスであることから、
オスにとって必要なミネラル(アンモニア)を吸収しているといわれている。
園内の遊歩道のあちこちでは大塩辛蜻蛉が飛び始めていた。
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ナナフシの幼虫がコンクリートの杭の上で、右往左往していた。
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下の写真は、4月下旬に撮った「キケマンソウ」に偶然写っていた、
孵化して間もないと思われるナナフシの幼虫(写真中央)
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閑話休題・・・・「巨大地震」発生。
午後8時24分ごろ、小笠原諸島西方沖を震源とするM8.5と言う巨大地震が起きた。
ただ、震央が地下590kmであったことが幸いしたようで、
被害は余り発生しなかったが、日本列島が揺れた。
当地でも、小さな揺れが比較的長く続いたので、ラジオのスイッチをON、
まだNHKては番組が流れていたが、揺れている間にニュースが入り、
そのニュース中にもゆれ、その後震度4の横揺れとなった。
揺れた時間の長さから、やや恐怖を覚えたがまもなく揺れは止まった。
で・・・・
発生から1時間後、NHKはまだ地震情報を放送中である。
P/S 2015年05月31日 21時27分、震源は「最深」の682km、M8・1に修正されました。