最近の公園散歩では見ず知らずの人に声を掛けられることが多かった。
それも近隣に住んで居るという高齢なご婦人ばかり。
最近、夫の49日を済ませたという85歳の婦人は、残り僅かな紅葉を見ながら、
孫子に囲まれた幸せな日々を語っていた。
故郷が岐阜の飛騨の山奥で、8人兄弟がみな元気だという83歳の婦人は、
洗濯を済ませてから散歩に来るといい、
関東ではコーヒー店でおつまみが出ない(名古屋では出る)ことに驚いたという。
また、ある婦人は15~18歳までは入院ばかりしていて、
顔も兄弟の仲では一番悪く「不幸」だった・・・・
だか、孫には「何時までも長生きしてね」と言われるのだとか。
人それぞれの「来し方」を聞いた後には、
自己の来し方を思うことも多くなっている気がする。