寒さが続くと、ご飯物より体が温まる麺類が欲しくなり、
最近は麺食が多くなっているが、
1週間ほど前から南瓜のポタージュが飲みたいとおもっていた。
スーパーに行けば暖めるだけで飲めるものが売ってる筈だと・・・・
2~3日探したが、あるのはコーンポタージュばかりだった。
仕方なく南瓜を買ってきたが、作るのも面倒なので放置して居ると、
「冬至」の今日がやってきた。
冬至といえば、柚子湯と南瓜・・・と言うことでスープを作った。
南瓜の重量は750gの実の厚いものだった。
電子レンジで4分ほど加熱し(こうすることで簡単に切れる)、適当に切って下茹でし、
その後冷まして置いた。
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冷めたものを全てフードプロセッサーに掛け、水を多少加えて加工。
練り状になったものを、約150gずつ5等分し(一人では食べきれないので)、
4個は冷凍保存し、1個は牛乳200ccと塩少々を混ぜて加熱し、パンプキンスープの完成。
今回は試しに固形のコンソメスープの素を入れたが、雑味となり入れないほうがよかった。
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寒くなると葱も美味しくなる。
葱のおいしい季節に思い出すのは「葱の肉丼」で、
中学時代に中学対抗駅伝の選抜選手として、
日曜日の特別練習時の昼食として提供されたものである。
当時はまだ給食と言うものはなく、普段は弁当を持参していたのだが、
この練習のときだけは体力をつけるために、
学校用務員の「じいや」の手作りの肉丼(肉どんぶり)が用意されたのである。
葱は大農である同級生が毎回大量に持参してきたが、
その他のものは、学校から出ていたものと思われるが、
詳細は不明で、ただ美味しかった思い出だけが残っている。
葱を適当にざく切りし(3~5cm)、少量の油で炒め、
ややしんなりしてきたら、肉と適量の砂糖(甘目が好きなら多めで)と水を入れて煮込み、
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途中で醤油で味付けをしながらかき混ぜて、
肉に火が通り、葱の白い部分が無くなったら煮込み終了。
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皿や、
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丼に盛り付ければ完成。
作るときに水分を多く入れれば「つゆだく肉丼」も可能。
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ソウルフードといえば「自分の生まれ育った環境に根ざした食べ物」という定義があるようだが、
環境に根ざしていないものの、私にとってはソウルフードの一つなのである。
ちなみに丼は芸術品で、東京藝術大学美術学部陶芸科の生徒の作である。
卒業時に「よかったら使ってください」と戴いた物なのだが、
作者の銘のようなものはあるものの、名前を聞いていなかった。
巻頭の写真は今日22日の「冬至の日没」