朝の8時ごろには雲間から光が差してきたので、
傘も持たずに大町公園へ・・・・。
が・・・・
9時過ぎには全天雲に覆われ、11時頃には黒雲まて現れた。
黒い雲は危険で「雨」をもたらすことが多く、嫌な予感がしたが、
結果的には12時前には降り出してしまった。
で・・・本降りの強い雨ではなかったので雨の中を自転車にて帰宅。
昨日の20℃を越すような陽気のためか、日本赤蛙の産卵が一気に進んだようで、
公園内のあちこちで卵塊を見ることが出来た。
下の写真のように、一箇所にまとまっている物や、
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散らばっているものなどで、その数は例年よりも多いのではと思われた。
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圧巻は「エコ・アップ池(壱の東屋近く)」だった(下の写真)。
下の写真の右側を別の角度から撮ったものが巻頭の写真で、
写真の中央部分の黒い卵塊は、まもなく孵化するか孵化最中のものと思われる。
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さらに弐の東屋近くの近付くことのできない池にも無数の卵塊があった。
300mm望遠端で撮影し、卵塊と確認できた。
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卵塊の多さに「異常発生かも」と思われたが、
前年度などの発生状況を把握しておらず、詳細は不明である。
2月5日に見つけた卵塊は(下の写真)
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孵化が進んでいた(下の写真)。が・・・、
一昨日の園内散歩では別のコースを歩いた為に、何時孵化したかは不明だが、
日本赤蛙の卵は産卵から14日ほどで孵化するという。
逆算すると1月末には産卵していたのかもしれないが、
「市川自然博物館の自然観察週報 2016年1月24日から1月30日」では、
1月24日に6個の卵塊が確認されていた(場所等の詳細は不明)という記録も在り、
産卵日の特定は不可能だった。
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2月13日に鳴声で発見した日本赤蛙(下の写真)はこのブログで記載済みだが、
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今日はその同じ場所で卵塊を発見した。
あの鳴声はメスを呼び寄せる行動だったのかもしれない。
13日の鳴声は動画にも撮ったのだが、あの可愛い鳴声を紹介できないのが残念である。
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上の写真のクレソンの間の卵塊は2週間後には孵化するであろうから、
「14日で孵化」説を検証するために観察を続ける予定だが、
孵化する前にクレソンで埋め尽くされることが無いよう祈るばかりである。